モバイル決済サービスなどへの活用が期待される、非接触ICカード通信の国際規格として、NFCの注目度が高まっている。世界的にどのような取り組みが始まり、またFeliCaが普及している日本でどうなるのか――MWC会場でその動きを追った。
2010年第4四半期の端末出荷台数で、世界第4位に躍り出た中国のZTE。Androidの製品ラインを拡充し、最新の無線技術に対応したタブレットをいち早く投入することで、さらなるシェア拡大を目指す。
CESで公開した「Xperia arc」に続き、「Xperia neo」「Xperia pro」「Xperia PLAY」と相次いで新モデルを発表したSony Ericsson。同社でプロダクトの商品企画を統括する大澤斉氏に、Xperiaラインアップの商品戦略を聞いた。
Web標準の技術で開発でき、作ったアプリは海外通信キャリアのアプリマーケットを通じて広く提供できる――。こんなコンテンツ流通を実現するのがWACのサービスだ。先行するアプリマーケットに対する優位性や、今後の戦略について、副社長のクルーン氏に聞いた。
米Qualcommは、Mobile World Congress 2011のブースで同社の技術を展示。デュアルコアのSnapdragonやP2P活用の「FlashLinq」、DLNAアプリの「Skifta」、ワイヤレス充電技術の「WiPower」を披露し、4G規格「LTE-Advanced」に対する取り組みも紹介した。
バルセロナで開催されたMobile World Congress 2011の基調講演に登壇したNTTドコモの山田隆持社長は、キャリアの“ダムパイプ化”を回避し、ネットワーク内クラウドによって成長を続ける決意を語った。
ホールを借り切った展示を行い、Mobile World Congressで大きな存在感を示した通信インフラ大手のEricsson。下り最大168Mbpsの速度を実現するHSPA+のデモを展開し、モバイル通信の高速化ロードマップを示した。
HTCブースには発表されたばかりの新製品6機種を含む、現在発売中のスマートフォン製品群がずらりと並べられており、スマートフォンのリーディングカンパニーという印象を来場者に与えていた。
Samsung電子ブースでは、発表されたばかりの「GALAXY S II」「GALAXY Tab 10.1」など、Android OS搭載スマートフォンを中心とした展示が行われていた。
Mobile World Congress 2011の基調講演に、Google会長兼CEOのエリック・シュミット氏が登場。注目のNFC戦略には触れなかったものの、MicrosoftとNokiaの提携に言及した。
ACCESSはMWCの会場でAndroid向けアプリ群「NetFront Life」などを展示。また、高圧縮ピクチャーフォーマット「hipix」に対応したAndroidアプリのデモンストレーションも体験できる。
Mobile World Congress 2011の基調講演に登壇したソフトバンクの孫正義社長が、通信事業者の“憂鬱な現実”と、その状況を打破した先にある未来を熱弁した。
LGエレクトロニクスは、Mobile World Congress 2011でAndroidスマートフォンの「Optimus 3D」とAndroid 3.0搭載タブレット「Optimus Pad」を発表。同社ブースでもスマートフォンが大きくアピールされていた。
HTCはAndroid OSを搭載したスマートフォンの新シリーズ3機種と、FacebookとコラボレートしたFacebookフォン、そして待望のタブレット端末を発表した。
NVIDIAは、Mobile World Congress 2011で、クアッドコアTegra“Kal-El”の動作デモと、2014年までのTegra開発ロードマップを公開した。
ACCESSとOKI ACCESSテクノロジーズは、3GPP、OMA、IETFに準拠したIP電話サーバとの相互接続と柔軟なカスタマイズに対応した「NetFront VideoTalk」の提供を開始した。
HuaweiがMWCで厚さ11.2ミリのAndroid端末「IDEOS X3」を発表。ファイル共有に対応した新型モバイルWi-Fiルーターのラインアップも披露された。下り最大21Mbpsの「Mobile WiFi E586」は、イー・モバイルが世界に先駆けて販売するという。
サポート窓口に出向くことなく、Androidのトラブルを解決――。こんな遠隔サポートを実現するソリューションが登場した。
HPブースでは、モバイル機器向けのwebOSを搭載したスマートフォンとタブレット端末を展示。小型のスマートフォン「HP Veer」も披露され、きびきび動作する様子を確認できた。
直前にNokiaとの提携を発表し、注目が集まっていたMicrosoftの基調講演では、Windows Phone 7の最新のアップデートやモバイル向けのIE9などが披露された。その詳細をお届けする。
MWCの富士通ブースでは、CEATECで公開した“2画面ケータイ”に続く“2画面Android端末”の試作機や、WAC対応アプリが動作する「REGZA Phone T-01C」ベースの試作機などが展示されている。
HTCがFacebookにアクセスできるボタンを搭載した「HTC Salsa」「HTC Chacha」や、「Desire S」「Incredible S」など各種Androidスマートフォンを発表した。
Qualcommが、スマートフォンやタブレット型端末から高機能エンターテインメント機器まで、幅広いラインアップをカバーするSnapdragonチップセットファミリーを発表した。シングルコアのワンチップからデュアルコア、クアッドコアまでを提供する。
スペインで開催されているMobile World Congress 2011でNTTドコモは、同社の端末やサービスの展示に加え、NFCに対する取り組みや、LTEを見すえた同時通訳電話サービス、さらには筆跡や顔といったユーザーの個性を反映したコミュニケーションサービスの研究などを紹介している。
3月前半にはコピー&ペーストが可能になり、年内にはマルチタスク対応、IE 9 Mobileの搭載、Twitterの統合などが実施される。
スペイン・バルセロナで世界最大級のモバイル業界イベント「Mobile World Congress 2011」が開幕。世界中から通信キャリアや端末メーカーなどモバイル関連企業が集まり、製品を展示する。まずは、ブースに展示されている注目端末をチェックしていこう。
スペイン・バルセロナで開催されるモバイル関連イベント「Mobile World Congress」に、ジャパン・パビリオンが登場。日本のモバイルコンテンツを紹介する。
Samsung電子が、スペインのバルセロナで新製品発表会を開催。デュアルコアプロセッサを搭載した「GALAXY S II」と「GALAXY Tab 10.1」の2モデルを発表した。
Sony Ericssonがプレステ携帯こと「Xperia PLAY」を正式発表。また、既に発表されている「Xperia arc」よりも低価格なラインアップとして、フルタッチの「Xperia neo」、スライド式キーボードを備えた「Xperia pro」を投入することも分かった。
「GALAXY Tab」の10.1インチモデルはAndroid 3.0「Honeycomb」、デュアルコアのTegra 2プロセッサを搭載する。
GALAXY S IIはデュアルコアCPUや「スーパー有機EL Plus」ディスプレイを採用し、厚さ8.49ミリと薄型だ。
Xperiaシリーズに「neo」と「pro」が加わった。Android 2.3、3.7インチタッチスクリーンを搭載し、proにはスライドキーボードがついている。
SMSの送信で、遠隔からのノートPCの起動ロックやHDDへのアクセス無効化が可能に――。NTTドコモとシマンテックが情報漏えい対策ソリューションを開発する。
今年のモバイル業界展示会Mobile World Congress 2011では、低価格スマートフォンやNFC、LTEなどが話題になりそうだ。
プレステ携帯「XPERIA PLAY」の発表日をSony Ericssonが明らかに。うわさどおりのAndroid搭載スライド端末だ。
NTTドコモが、2月14日から17日までスペインのバルセロナで開催される「GSMA Mobile World Congress 2011」に出展する。