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» 2012年10月24日 05時38分 UPDATE

10万8800円から、11月出荷:エッジ5ミリの超薄型「iMac」が登場

Ivy Bridge世代のクアッドコアCPUを搭載した最新「iMac」は、液晶ディスプレイのエッジの厚さがわずか5ミリしかない超薄型ボディを実現した。

[ITmedia]

Ivy Bridge世代に移行した新型「iMac」

og_imac_001.jpg 液晶一体型デスクトップPC「iMac」

 アップルは10月24日、液晶一体型デスクトップPC「iMac」の新モデルを発表した。従来同様、ラインアップは21.5型ワイドと27型ワイドの2機種で、スペックの異なる4モデルが用意される。

 新型iMacでは第3世代Coreプロセッサー・ファミリー(開発コード名:Ivy Bridge)のクアッドコアCPUと、NVIDIAの最新GPU(開発コード名:Kepler)を搭載したほか、新しい成形技術によってボディを薄型化したのが見どころだ(容積は従来より40%小さくなった)。

 液晶ディスプレイには上下/左右178度の視野角を持つIPSパネルを採用。ディスプレイとガラスの間にある隙間をなくすフルラミネーションと呼ばれる加工技術によって薄型化を実現したほか、ディスプレイの外光反射を従来比で75%も削減したという。さらにディスプレイは個体ごとにキャリブレーションを行い、厳密な色補正も行っている。

og_imac_002.jpgog_imac_003.jpg アルミとガラスを用いたデザインを踏襲するため、正面から見た雰囲気は変わらないものの、液晶ディスプレイのエッジが5ミリに薄型化され、見る角度によっては極端に薄く見える

og_imac_005.jpgog_imac_006.jpg 反射を75%低減したという新型ディスプレイを搭載。従来同様IPSパネルを使っており、視野角も広い

 また、21.5型/27型モデルでインタフェースが共通化され、端子構成も大きく変わった。まず、これまで右側面にあった光学ドライブは省かれ、SDメモリーカード(SDXC対応)は背面側に移動、FireWire 800ポートも姿を消している。一方、USBポートは、4基すべてがUSB 3.0に変更され、Thunderboltは2基に増加した(前回の21.5型モデルはThunderboltが1基だった)。ギガビットLANとヘッドフォン出力、液晶上部のFaceTime HDカメラは従来通り。このほか、IEEE802.11a/b/g/n対応の無線LANやBluetooth 4.0も備える。

og_imac_007.jpg インタフェースは、21.5型ワイド/27型ワイドで共通化された。SDメモリーカードスロットと4基のUSB 3.0、2基のThunderbolt、ヘッドフォン出力、ギガビットLANが本体背面に並ぶ

 21.5型ワイド(1920×1080ドット)の下位モデルは、2.7GHzのCore i5(Turbo Boost時最大3.2GHz)を搭載し、メモリとHDD容量がそれぞれ8Gバイト(1600MHz DDR3)/1Tバイト(5400rpm)、グラフィックスにはGeForce GT 640M(GDDR5 512Mバイト)を採用する。上位モデルは、CPUが2.9GHzのCore i5(最大3.6GHz)、グラフィックスがGeForce GT 650M(GDDR5 512Mバイト)で、メモリとHDDは同一だ。本体サイズは、528(幅)×175(スタンドの奥行き)×45(高さ)ミリ、重量は約5.68キロ。価格は、順に10万8800円と12万8800円で11月より出荷される。

 27型ワイド(2560×1440ドット)の下位モデルは、2.9GHzのCore i5(最大3.6GHz)、8Gバイトメモリ(1600MHz DDR3)、1TバイトHDD(7200rpm)、GeForce GTX 660M(GDDR5 512Mバイト)という構成。上位モデルはCPUが3.2GHzのCore i5(最大3.6GHz)、GPUがGeForce GTX 675MX(GDDR5 1Gバイト)になり、メモリとHDDは共通だ。本体サイズは、650(幅)×203(スタンドの奥行き)×516(高さ)ミリ、重量は約9.54キロ。価格は順に15万4800円、16万8800円で、12月に出荷される予定だ。

og_imac_008.jpgog_imac_009.jpg 27型ワイドモデル(写真=左)と21.5型ワイドモデル(写真=右)の本体サイズ。角度によっては非常に薄く見えるが、背面側はフラットな形状ではなく、スタンドのフットプリントも従来モデルからわずかに小さくなっただけ(21.5型は13.5ミリ、27型は4ミリ程度)

 なお、直販のApple Storeでは、最大3.4GHzのCore i7(最大3.9GHz)や32Gバイトメモリ、768GバイトSSDなど、より高性能な仕様にカスタマイズできる。特に今回は、同社が「Fusion Drive」と呼ぶ、SSDとHDDを組み合わせたストレージが登場しており、大容量と高速アクセスを両立できるオプションとして注目だ。

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