マザーボードで話題になっていたのは、ASUSTeKのmicro ATXモデル「CS-B」だ。Q87チップセットとMOSFET、耐久性の高い部品を搭載しており、高湿高温の悪条件下で1週間の連続稼働試験をクリアしている。価格は1万9000円弱だ。TSUKUMO eX.は「Q87マザーの新製品は珍しいです。コンセプトがはっきりしているので、じわじわと売れてくれればと思います」と話していた。
ストレージは東芝から3.5インチの5TバイトHDD「MG04ACA500E」と「MD04ACA500」が登場している。ヘリウムガス充填型以外のHDDでは5Tバイトという業界最大容量を実現したモデルで、NAS向けのMG04ACA500Eは4万5000円弱から5万円、一般的なマシン向けのMD04ACA500は3万円弱となる。在庫は少数だ。
TSUKUMO eX.は「初回はかなり入荷数が少なく、すぐに売り切れてしまいました。MG04ACA500Eはやはり法人さんの需要が大きかったと思います。ただ、4テラ超のストレージは個人でも引きがあるので、潤沢になれば順調に売れていくんじゃないでしょうか」と話す。
そのほか、2.5インチIDE HDD向けのHDDケース「3R-KCIDECASE30」もプチヒットが期待されていた。価格は1400円弱。入荷したパソコンハウス東映は「XPの乗り換え後に古いHDDが手元に残るという人が増えているでしょうから、そこに訴求できればいいですね」と語っていた。
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