米Microsoftは7月3日(現地時間)、「Windows 10 Insider Preview」の最新版となる「Build 10162」をISOファイルで公開した。
ダウンロードしたISOをUSBメモリやDVDに書き込むことで、Windows 10 Insider Previewの既存OSからのアップグレードではなく、クリーンインストール用や仮称環境インストール用のメディアとして使える。日本語ISOファイルの容量は、x64(64ビット版)が3.89Gバイト、x86版(32ビット版)が2.91Gバイトだ。
このBuild 10162は、7月2日にWindows 10 Insider Previewの「Fast」設定ユーザーへ向けてWindows Update経由でいち早く提供されたもので、安定性、パフォーマンス、バッテリーライフ、互換性が向上したという。問題がなければ、「Slow」設定ユーザーへ来週中に提供される予定だったが、それより早くISOでの公開に踏み切った形だ。
同社は今週に入ってから3回もWindows 10 Insider Previewを細かく更新し続けており、7月29日の1年間無料アップグレード公開(Windows 7/8.1ユーザーが対象)に向けて、いよいよ開発も大詰めを迎えている。
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