NASは一家に一台あっていい! 「WD presents NAS EXPO 2015 秋」NASメーカー各社がアキバに集結

» 2015年10月10日 16時07分 公開
[ITmedia]

 10月10日、ベルサール秋葉原で「WD presents NAS EXPO 2015 秋」が開催された。NASの導入を検討している初心者からすでに大容量NASを使っているヘビーユーザーまで幅広い層に向けてNASの活用法や新製品を紹介するイベントで、協賛企業としてQNAPやSynology、ASUSTOR、アイ・オー・データ機器など主要NASメーカー各社が一堂に会している。

「WD presents NAS EXPO 2015 秋」

 同EXPOを主催したウエスタンデジタルジャパンのチャンネルマーケティングマネージャーを務める安田氏は、「NAS用HDDとしてWD Redは好調に売れているが、国内NAS市場を見ると横ばいが続いているのが現状。これまでNASメーカー単体でイベントやセミナーなどは実施されているが、国内NAS市場を活性化させるためには、メーカーにとらわれずNASそのものの魅力を啓蒙していく必要がある。そこでHDDメーカーである私たちが中立的な立場として今回のイベントを主催した」と狙いを語る。

 「これまでNASのイメージは、ただ外付けHDDのUSBケーブルがLANケーブルに代わっただけのような、“PCの先”にあるものと思われがちだったが、スマホやタブレットなどのマルチデバイス化が進んだ現在の環境ではさらに利便性が向上しているし、マルチメディアファイルなど活用するコンテンツも増加している。NASは一家に一台あっていい時代にきている」とアピールした。

ウエスタンデジタルジャパンチャンネルマーケティングマネージャーの安田氏

イベントでは「あなたのNASにWD Redは入ってますか」と題して、NAS用HDDの定番となったWD Redの特徴やメリット、同社のNAS製品である「WD Cloud」などを紹介した。なお、同氏によればリテールで販売されている内蔵HDDの国内シェアは51.1%をウエスタンデジタルジャパンが占め、20%前後の東芝やシーゲイトに大きな差をつけている。さらにWD Redは「NAS用HDD」としては90%以上のシェアを持つ

ベルサール秋葉原のイベント会場では、国内NAS市場に本格参入を開始したばかりのSynologyが多くの聴衆を集め、注目度の高さがうかがえた。

QNAP

ASUSTOR

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー