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» 2010年06月07日 15時25分 UPDATE

iPhone、iPadの“W効果”、ソフトバンクが25万の純増――2010年5月契約数

春商戦が一段落した5月の契約数は、スマートフォンやフォトフレームなどの新デバイスがけん引し、その品ぞろえで明暗が分かれた。PHSは大きく純減し、契約数は400万を割り込んだ。

[後藤祥子,ITmedia]
グループ名 2010年5月純増数 累計
NTTドコモ 11万3200
 2in1:−6700
5634万9900
 2in1:43万900
KDDI 5万4700 3203万100
ソフトバンクモバイル 25万1100
 ダブルナンバー:−300
2234万3700
 ダブルナンバー:3万6300
イー・モバイル 5万5800 246万5800
携帯総計 47万4700 1億1318万9500

 電気通信事業者協会(TCA)は6月7日、2010年5月末の携帯・PHS契約数を発表した。携帯電話の累計契約数は1億1318万9500。春商戦が一段落したこの時期、スマートフォンやフォトフレームなどの新たな機器が販売をけん引した。

 純増数でトップとなったのは、25万1100契約を獲得したソフトバンクモバイル。iPhoneが引き続き好調であることや、28日に発売されたiPadの3Gモデルが「好調な滑り出しを見せた」(ソフトバンクモバイル広報)ことから契約数を伸ばした。

 11万3200の純増で2位となったNTTドコモは、母の日向けに展開したデジタルフォトフレームのキャンペーンが好調で契約数を伸ばしたが、5月18日に発表した夏モデルの本格投入前ということもあり、前月を上回る純増には至らなかった。

 3位は4月と同水準の5万5800の純増となったイー・モバイル。同社は4月、5月と大きなキャンペーンを展開することなく堅調に契約数を伸ばしているが、「注目のWi-Fi製品が登場する5月下旬から」(イー・モバイル広報)「新世代Wi-Fiキャンペーン」を実施。6月以降の契約増を見込むとしている。

 KDDIは5月9日の若年層向け割引施策の終了以降、若者層を取り込む施策を打てなかったことから、純増が伸び悩んだ。この時期、他キャリアはフォトフレームやスマートフォンが好調な伸びを見せており、すでに発表済みのISシリーズやフォトフレームが、この時期に発売されていなかったことも影響した模様だ。

Photo 純増数の推移
Photo 純増シェアの推移
MNP利用状況 差し引き
NTTドコモ −2万4900
KDDI −2万4400
ソフトバンクモバイル 4万9700
イー・モバイル −300

 番号ポータビリティは、ソフトバンクモバイルのみ転入超過となった。「番号ポータビリティでiPhoneに乗り換えるケースが多い」(ソフトバンクモバイル)ことが転入超過につながっているという。

Photo MNP利用状況の推移

PHSは400万契約割れ

ウィルコム 2010年5月純増 累計
PHS −9万4200 394万3400
WILLCOM CORE 3G 5000 10万7900
−8万9200 405万1200

 事業再建を目指すウィルコムのPHSは、9万4200の純減となり、契約数が400万を割り込むなど、依然厳しい状況が続いている。

UQ WiMAXは1万8900件増

UQコミュニケーションズ 2010年5月純増 累計
UQ WiMAX 1万8900 19万2600

 UQコミュニケーションズの5月の純増は1万8900件で、総契約数は19万2600件。7月に1周年を迎える同社のWiMAXは今後、通信モジュールを内蔵したPCのラインアップが増えるほか、複数メーカーからWi-Fiルータが登場する予定だ。

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