Android端末の世界出荷台数、1309%増の2000万台に――米Canalys調査

» 2010年11月02日 08時02分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米調査会社Canalysが11月1日(現地時間)に発表した第3四半期(7〜9月期の世界スマートフォン市場に関する報告書によると、米GoogleのOSであるAndroidを搭載するスマートフォンの出荷台数は、前年同期比1309%増だったという。前年同期には140万台だった出荷台数が、2000万台以上に急成長した。

 スマートフォン市場全体も拡大しており、出荷台数が8090万台と前年同期比で95%増だった。世界市場でのシェア1位は依然としてフィンランドのNokiaで33%を占めたが、前期比で5ポイント減となっている。Androidはシェア25%で2位。iPhoneを販売する米Appleが17%で3位、BlackBerryのカナダResearch In Motion(RIM)が15%で4位だった。

 低価格スマートフォンを販売するNokiaは新興国市場で強さをみせているが、米国市場では米Microsoftよりも下位で、シェア3%の「その他」に含まれている。Canalysは、NokiaにiPhoneに対抗できるハイエンド機種が不足していることが原因と指摘する。米国でのランキングは、1位がAndroid(43.6%)、2位がApple(26.2%)、3位がRIM(24.2%)、4位がMicrosoft(3.0%)となっている。

 Canalysは、韓国のSamsungのGalaxy Sや台湾HTCのDesireといった高性能、高価格の端末から韓国のLG ElectronicsのGT540 Optimusなどの低価格端末まで、多くの端末メーカーが幅広い価格帯の機種を販売していることがAndroid成長の一因としている。

 また、Microsoftに関しては、同四半期のシェアはわずか3%ではあるが、11月のWindows Phone 7端末の発売で次四半期は成長するとみている。「Xbox Live、Bing、Zune、OfficeなどのMicrosoftのサービスを利用できることが強みとなっている」としながらも、Microsoftが設定したユーザーインタフェース変更に対する制限によって、端末メーカーは自社製品の差別化が難しいだろうと指摘する。また、世界市場でのシェア拡大のためには、新興国市場向けにアルファベット以外の言語に早急に対応する必要があるとしている。

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