冬のボーナス支給額に対する評価について尋ねると、「納得している」と回答した人が最も多く48.1%だった。「やや納得している」と合わせると66.7%になり、おおむね支給額に納得していることが分かる。
ボーナスの使い道については、1位が「生活費」で40.7%、2位が「預金・貯金」で22.2%となった。他にも「医療費」「教育費」「投資・資産運用」「趣味・娯楽」などの回答が挙がっている。同社がコロナ禍で実施した2回のボーナス調査では、ともに「預金・貯金」が1位だった一方、コロナの長期化により直近の生活費に充てる人が増加していることがうかがえる結果となった。
次に、経営者に対し来年度の支給見込みについて尋ねると、「見込みが立っていない」と回答した人が最多の46.8%、「立っている」と答えた人はわずか17.7%だった。
また、上期と下期の業績変化について尋ねると、「年間を通して業績が上がった」と「上期は業績が下がったが、下期では業績が上がった」を合わせた29.1%が上期から下期にかけ業績が上がったと回答した。
夏のボーナス調査では、前年下期から上期にかけて業績が上がったと回答した18.5%と比較し、10.6ポイント上昇しており、回復傾向にあることが判明した。
最後に、従業員に対して来年度のボーナス支給に対する期待について尋ねると、「期待できない」が52.2%で最多となった。
調査は中小企業、零細企業の従業員248人と、代表取締役79人を対象にインターネットで実施した。期間は11月10〜21日。
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