2位 目指したのは“間接照明”――W43S、柔らかで複雑な光の秘密
3位 使いやすさと質感の高さへのこだわり──「W41SH」誕生秘話
4位 第2回 au「無期限くりこし」は得なのか!? 3キャリアの無料繰り越しを比較する
5位 華麗なボディをまとうワンセグ端末「W43H」、価格は2万円台半ば
6位 「お帰りなさいませご主人様。私とBluetooth対戦しませんか?」
7位 緊急アンケート:開始目前の番号ポータビリティ、あなたは利用しますか?
8位 番号ポータビリティ手続きでおさえておきたい4つのポイント
9位 付きあってみたらいい人だった。そんな携帯です──開発陣に聞く「W43CA」(後編)
10位 KDDI、「デジタルラジオ」対応の携帯電話を開発――CEATECに出展
今週最も読まれた記事は、auの秋冬モデルの販売が始まり、動きがあった販売ランキングの記事。そのタイトルでも触れられている「W43S」の“あかり”についての開発者インタビューが2位につけた。4位には携帯電話の料金についての記事がランクインしている。
ところで記者は9月26日から3日間、フィリピン・マニラで開催されたNokiaのプライベートイベント「Open Studio: Explore Your Passions and Music Connects」の取材に行っていた。アジア太平洋地域の各国からプレスが集まり、Nokiaの新製品や新サービスについて取材する、というものである(下の「関連記事」を参照)。
イベントの主役となったのは、Nokia初のHSDPA端末「N95」(9月27日の記事参照)や、「Nokia 5300 XpressMusic」「Nokia 3250 XpressMusic」など音楽機能を強化したGSM端末だった。しかし端末に負けず劣らず注目を集めていたのが、Nokiaが提供する新サービスだ。サービスは2種類あるのだが、どちらも面白かった。
新サービスの1つは、11月から始まるデジタル音楽配信サイト「Music Recommenders」。さまざまなジャンルの“音楽通”が、オススメ曲リストを作って定期的に送ってくれるというものだ。ニューヨークのHipHop専門店やベルリンのクラシック専門店など、世界各国のCDショップ(リアル店舗)に勤める音楽通が、それぞれの専門ジャンルについて、Music Recommendersオススメの曲を教えてくれる。ショップ数は40、カバーするのは、全部で12ジャンルで、彼らを束ねる全体のまとめ役は、大御所デビット・ボウイ。デビット・ボウイのオススメの曲リスト、というのも配信されるらしい。
もう1つのサービスはGPSナビ機能。「N95」の記事で触れたように、ちょうど「EZナビウォーク」のような感じで、ユーザーの現在位置を測定、目的地までナビしてくれるサービスだ。音声によるナビもできる。
有料サービスとして観光ガイドブックのような情報も提供する予定。例えばインドのタージマハールでナビ機能を使うと、歩いている場所場所で「ここは○○で、○○年に建てられたものです」「ここは××で、××という謂われがあります」といった具合に位置情報に応じたガイドもしてくれるという。
しかし発表会会場で行われたデモで、参加者達が一番どよめいていたのは、高速道路を走行中という設定のシーンだった。なんとN95は進行方向を右だ左だと指し示しながら「もうすぐスピードカメラがあるので注意しましょう」と言ったのである。高速道路の“ねずみとり”に悩んでいるのは日本だけではないのだなあ……と、ちょっと面白いシーンだった。
Music RecommendersもGPSナビ機能も、どの国でサービス提供されるかはまだ明かされておらず、日本での展開については今のところ不明。Nseriesの人気モデル「N73」は、ソフトバンクから「705NK」として発売されることが決まっているし(9月28日の記事参照)、サービスを開始すれば、日本でもウケそうだと思うのだが……。
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