ケータイ国際フォーラム実行委員会は3月11日と12日、モバイル関連イベント「第8回ケータイ国際フォーラム」を京都で開催すると発表した。参加料は無料となるが、セミナーの参加希望者は事前に申し込みを行う必要がある。
このイベントは、モバイル関連のハードウェアやソフトウェア、サービス、ソリューションについて、ビジネスマッチングや市場拡大を図ることを目的に開催されるもので、今回で8回目を数える。これまでは主に、技術や機能を中心とした講演を展開してきたが、今回は文化の面でも独自の発達を遂げている日本のケータイの今後の展開や、ケータイが日々の生活や心に与える影響などについても議論するという。
セミナーやカンファレンスは「キーノートセッション」「ユビキタス特区サミット」「次世代技術M2Mセミナー」「オープンラボ」「ケータイdeディスカッション〜若者のケータイ行動〜」「地域発 新ビジネスセミナー」「次世代技術LTEセミナー」「トップカンファレンス」がラインアップされ、キーノートセッションには、脳科学者でソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャーの茂木健一郎氏が登場。トップカンファレンスには、ディー・エヌ・エー代表取締役社長の南場智子氏、ミクシィ mixi事業本部長の原田明典氏、ウェザーニューズ取締役の石橋知博氏、元ドコモで現慶應義塾大学 政策メディア研究科 特別招聘教授の夏野剛氏、総務省情報通信国際戦略局 情報通信政策課長の谷脇康彦氏ら、業界のキーパーソンが多数登場する。
また、次世代技術LTEセミナーでは、NTTドコモ執行役員 研究開発推進部長の尾上誠蔵氏が「ケータイの技術進化。LTEとLTE-Advanced」、KDDI理事 ネットワーク技術本部長の渡辺文夫氏が「WiMAXは社会をどう変えるのか、ケータイではない新しい世界」と題した講演を行う。
なお、キーノートセッションとケータイdeディスカッション〜若者のケータイ行動〜については、インターネットによる中継映像配信を行う。
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