2009年の夏モデルは、健康管理機能を備えた端末が目を引いた。auの「Sportio water beat」と「SOLAR PHONE SH002」は、タニタの体組成計「BC-504」で計測した各種データをBluetooth経由で取り込むことが可能。いったん端末と体組成計をペアリングすれば、体重を測る際に端末が少し離れたところにあっても、自動でデータが端末側に送られる。面倒な操作なしにデータを取り込めるのは、私のようなものぐさな人にはとてもありがたい。
ドコモ端末は、「F-09A」と「F-08A」に運動強度をリアルタイムに計測する「エクササイズカウンター」が搭載され、運動の強度に応じたカロリー量の測定が可能。タニタの体組成計や血圧計の測定結果を赤外線経由で受信し、端末内で管理することもできる。
ソフトバンクの夏モデルには、健康関連の機能をアピールする端末がないじゃん――と思ったら、5月29日にこんなウィジェットが登場していた。
日々の食事と体重を入力するという、レコーディングダイエット的なシンプルな機能しか備えていないのがちょっと残念だが(歩数計データの取り込みくらいには対応してほしかったところ)、いちいちメニューをたどることなく待受画面からアクセスできるのはなかなか便利。とりあえず夏に向かって、お父さんとダイエットに励んでみようか。
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