auのiidaブランドから登場した「AC Adapter MIDORI」(以下、MIDORI)は、ケーブルに“葉っぱ”を付けることで観葉植物のように飾り付けられる充電アダプターだ。実物を入手したので、さっそく葉っぱを生やしてみた。
MIDORIというだけあって、ボディやケーブル、付いてくる葉っぱはすべて同じグリーンに統一されている。葉っぱはケーブルに固定されているわけではなく、自分で取り付けるタイプだ。製品には大きい葉っぱが12枚(2枚は予備)、小さい葉っぱが5枚入っている。全部取りつけると、“生い茂った”感じになってなかなかにぎやか。アダプターを置く場所や位置に応じて、葉っぱの枚数を調節するといいだろう。
ただ、葉っぱを取り付けるケーブルには“癖”がついているので、思った方向に葉っぱが向かないことも多い。それはそれで自然な雰囲気になるが、デコレーションをとことん突き詰めたい人は、葉っぱの向きを何度も調整する必要がある。
本来はすっきりさせたい充電アダプターのケーブルに、あえて葉っぱを取り付けるのは、心にもスペースにも余裕のある人にしか向かないかもしれない。正直なところ、今回使ってみるまで「葉っぱなんて邪魔なだけでは……?」と思っていた。ところが実際に使ってみると、意外にすんなり受け入れられた。
というのも、ケータイを使うには絶対充電しなければならないからだ。太陽光充電できる端末も登場しているが、まだまだ緊急用であってほとんどのケータイはコンセントから充電しなくてはいけない。だったら肝心の充電アダプターには、葉っぱが生えているくらいの存在感があってもいいんじゃない? と思えるのだ。
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