SAのスライドにKの薄型化技術が融合――「SA001」の“11.9ミリ”が生まれるまで開発陣に聞く「SA001」(2/2 ページ)

» 2009年12月10日 00時00分 公開
[田中聡,ITmedia]
前のページへ 1|2       

K端末とSA端末のUIは統合されるのか

 SA001は久しぶりに登場したSA端末だが、京セラは今後、KブランドとSAブランドをどのように差別化していくのだろうか。また、そもそもSAブランドは今後も継続していくのだろうか。

 田中氏は「KDDIさんと相談しながら、その都度どちらのブランドで出すべきか検討したい。K端末は“使いやすさ”と“薄さ”、SA端末は“スライド”と“高機能”を評価いただいているので、今後はこれらの強みをより効果的に出していきたい」と説明。京セラからは今後もSAとKの2モデルが発売されると見て間違いなさそうだ。

photo 待受画面からダイヤルキーで入力すると、電話の発信やメモの登録などができる「すぐ文字」は、最近のK端末ではおなじみの便利機能。SA端末に採用される日も近い?

 もう1つ気になるのがUI(ユーザーインタフェース)だ。SA001のUIは従来のSA端末を継承しているが、今後、KとSA端末でUIが統合される方向になるのだろうか。「K端末とSA端末はユーザー層が違うので、UIを統合すると、ユーザーの満足度を下げることになる」ことから、「いきなり統合することはない」と田中氏は説明する。一方で、待受画面からメモ登録やWeb検索ができるK端末の「すぐ文字」を、SA端末でも使いたいといった声も挙がっているようで、「そういう要望は今後も反映していきたい」とのこと。

 また現在、K端末にはKCP+を採用した機種が存在しないが、「KはKCP」「SAはKCP+」というすみ分けになるのだろうか。この点について田中氏は「基本的な操作性は継承したい一方で、KCP+のUIはある程度統一されているので、K端末のUIでどこまで近づけるかが課題だと思っています。K端末はKCPのみと決めているわけではありません」と話す。

 SA001はSA端末で培ってきたスライドの技術と、京セラが得意とする薄型化技術が融合したモデルだ。「今回は薄型化に注力しましたが、今後も技術から機能まで、いろいろな面でチャレンジしていきたい」と大澤氏は意気込みを話す。KとSAの相乗効果で今後どのような端末が生まれるのか――京セラが実践する次の“チャレンジ”から目が離せない。

SA001 デビューキャンペーンを実施――2010年1月19日まで

photo

 京セラは、SA001の購入者を対象としたデビューキャンペーンを2010年1月19日まで実施している。応募者の中から抽選で2119人にプレゼントが贈られる。プレゼントはWii(クロ、20人)、ニンテンドーDSi(30人)、Wii Fit Plus(69人)、じぶん銀行への振り込みまたはクオカード2000円分(2000人)。

 SA001ユーザーはEZキーの長押しでメーカーサイト「ケータイプラネット」にアクセスし、「SA001 デビューキャンペーン」から希望の商品を選んで応募できる。応募期間終了後に抽選が行われ、当選者にはメールで通知される。

 また、ケータイプラネットではオリジナルのケータイアレンジが無料で配信されているので、この機会に手に入手しておきたい。詳細は京セラのWebサイト(外部リンク)にも案内されている。


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年08月12日 更新
  1. 楽天の三木谷氏がStarlinkに言及――「正直に言って……」 AST SpaceMobileは過疎地域や海上で効果発揮か (2026年08月10日)
  2. LINEの「ミュートメッセージ」有料化へ 相手のスマホを鳴らさずに送れる便利機能 (2026年08月10日)
  3. “デカすぎるハンディファン”と話題を集める「ゴリラの扇風機」を試す 羽根が大きいと風が強くて静か (2026年08月11日)
  4. 【ワークマン】1900円の「アーバンマルチストレージショルダー」 大きく開く小分けポケット搭載 (2026年08月10日)
  5. 楽天モバイルの「営業損失」と「解約率」は改善を継続――楽天グループが2026年度第2四半期決算を発表 (2026年08月10日)
  6. KDDIからの独り立ちを目指す楽天モバイル、ローミング交渉の現在地――両社の考えを整理 (2026年08月10日)
  7. ハイエンドスマホ「arrows Alpha」、IIJで半額以下の3万円台に 11月4日21時59分まで【スマホお得情報】 (2026年08月10日)
  8. 新幹線「独りぼっち席」が話題――「2000円追加で“隣が空席”」との声、なぜ導入? (2026年08月11日)
  9. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  10. 米国外初の「Google Store 表参道」13日14時開店 限定ノベルティー配布 (2026年08月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー