好評の大型サブディスプレイがタッチ操作に対応――「mirumo2 944SH」

» 2010年05月18日 10時30分 公開
[園部修,ITmedia]

 シャープが独自に開発した低消費電力なメモリ液晶を採用し、大型サブディスプレイの常時表示を実現した「mirumo 934SH」は、折りたたみ端末ながらも、閉じたままでさまざまな情報が参照できるユニークなコンセプトで人気を博した。その後継モデルとなる「mirumo2 944SH」では、3インチのメモリ液晶でタッチ操作が可能になったほか、サイドライトを備えて暗い場所でも表示内容が確認できるようになるなど、大幅な機能強化が図られている。

PhotoPhoto 背面の3インチサブディスプレイでタッチ操作が可能になった「mirumo2 944SH」。さらに使い勝手が向上している

 もともとmirumo 934SHでは、3インチのメモリ液晶に時計やカレンダー、受信メール、メモ、ICカード残高、天気、歩数計などの情報が表示できたが、mirumo2 944SHではさらに表示可能なコンテンツの種類を拡大。ブラウザ画面メモやミュージックプレーヤー、簡易方位計、ウィジェットなどの表示が可能になった。またS!速報ニュースの表示内容も強化されている。さらに、メモリ液晶の表面にはタッチパネルを搭載しており、指先でさまざまな操作が行える。

 サブディスプレイの高機能化に伴い、メインディスプレイとの連携機能も強化。サブディスプレイで何か操作中に端末を開くと、すぐさまメインディスプレイで作業が続けられるよう、機能の連携を取っており、利便性が大きく向上している。またサブディスプレイに表示するFlash対応コンテンツを拡充し、タッチ操作に対応させるなど、“遊び心”の部分も強化している。ケータイ係長の専用コンテンツも用意している。こうした対応コンテンツでは、メールの着信などをコンテンツ内で通知し、画面内の特定の部分をタッチするとメールの中身が見られたりする。

 カメラは800万画素のCCDタイプで、IPX5/IPX7/IP5Xの防水・防塵性能を備える。ケータイWi-Fiに対応しており、公衆無線LANや自宅の無線LANアクセスポイント経由で大容量コンテンツを高速にダウンロードすることも可能だ。

「mirumo2 944SH」の主な仕様
機種名 mirumo2 944SH
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約51×110×17.5(最厚部約18.2)ミリ
重さ 約138グラム(暫定値)
連続通話時間 W-CDMA:約200分、GSM:約200分
連続待受時間 W-CDMA:約310時間、GSM:約270時間
カメラ 有効約800万画素CCD(AF、手ブレ補正対応)
外部メモリ microSDHC(別売/最大16Gバイト)
メインディスプレイ 約3.2インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)NewモバイルASV液晶
サブディスプレイ 約3インチ(456×240ピクセル)メモリ液晶
ボディカラー オーキッドパープル、ブラック、ホワイト、ピンク
主な機能 HSDPA、HSUPA、GPS、世界対応ケータイ、ケータイWi-Fi、ウィジェット、Bluetooth、ワンセグ、おサイフケータイ、防水、PCサイトブラウザ、タッチパネル(サブディスプレイ) ほか
発売時期 6月中旬以降

新機種はいつ発売?と思ったら→「携帯データBOX」
  • 各キャリアの「新機種発売日情報」
  • 未発表の端末情報をお届けする「JATE通過情報」
  • 新機種の売れ筋が分かる「携帯販売ランキング」

携帯データBOXそのほか、各端末情報が一望できる“機種別記事一覧”が新登場〜いますぐパワーアップした携帯データBOXをチェック!
携帯データBOXは、ITmediaモバイルトップページのメニューバー右側からもアクセスできます。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー