SH-07Bの待受画面にはウィジエット形式のショートカットを置ける「待受アクセサリ」を新たに搭載。一方、待受画面から終話キーを押すと現れる、よく使う機能をランチャー形式にした「待受タッチランチャ」は、SH-01Bから継承している。いずれもタッチパネルでの操作が可能で、メインメニューを経由せずにアクセスできるのが便利だ。

「待受アクセサリ」には、好みの機能やショートカットを登録できる。タッチパネルを使った操作にも対応している(写真=左)。待受画面で終話キーを押すごとに現れる「待受タッチランチャ」。ビュワーポジションだけでなく、通常のポジションでも表示される(写真=右)カメラは、1920×1080ピクセルのフルハイビジョン動画を撮影できるのが大きな特長。静止画撮影で利用できる手ブレ補正や自動シーン認識、チェイスフォーカスが、いずれもHD動画撮影にも対応。撮影した動画はHDMIケーブルでテレビと接続することで、フルハイビジョン画質の動画を大型テレビで楽しめる。シャープの液晶テレビ「AQUOS」と接続すると、同社の「AQUOSファミリンクII」を利用でき、テレビのリモコンでケータイの動画を操作して再生することも可能だ。
静止画の撮影機能にはSH-01Bから大きな変化はないが、UI(ユーザーインタフェース)が一新され、より使いやすくなった。また、新たな付加機能として「ショットメモ」と「らくらく瞬漢/瞬英ルーペ」を搭載。ショットメモは、ホワイトボードなど四角い盤面を斜めから撮った画像を見やすくするもの。発表会場の端末で試したところ、文字に限らず、テレビ画面も四角く成型してくれた。らくらく瞬漢/瞬英ルーペは、名刺リーダーなどの文字認識機能を発展させたもの。カメラで撮影しながら画面上のルーペの中に現れた文字を自動的に認識し、辞書で検索できる。
メール機能では、受信メールを見ながら返信メールが作成できる「メール参照返信」を追加した。ワンセグ、おサイフケータイ、WORLD WING(3G+GSM)、GPS/オートGPS、FOMAハイスピード(下り最大7.2Mbps、上り最大5.7Mbps)など、ドコモの主なサービスや機能はほぼサポートしているほか、新サービス「i Bodymo」も利用できる。
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