ケータイを使う上で気になる機能の1つが「通知ランプ」だ。不在時に受けた電話やメールの着信を確認する上では欠かせない機能といえる。通知ランプはケータイでは当たり前の機能だが、海外メーカー製のスマートフォンには搭載していないモデルも多い。iPhoneも着信ランプを備えておらず、デメリットの1つとなっている。
NTTドコモのスマートフォン「GALAXY S」も着信、通知ランプを備えていないので、マナーモード中に受けた着信やメールにしばらく気づかない……という恐れがある。そこで活用したいのが、“疑似通知ランプ”を設定できるGALAXY S専用の無料アプリ「NoLED」。このアプリを有効にしてから電話やメールの着信を受けると、消灯したディスプレイにドットまたはアイコンが浮かび上がるので、不在通知ランプ代わりに使える。
NoLEDの設定からSMS、不在着信、Gmailなど機能ごとに通知カラーを決めたり、通知をオン/オフを切り替えたりできる。不在通知の表示はシンプルなドットか、より目立つアイコンに決めることも可能。アイコンの絵柄は機能によって異なる。このほか、通知のタイムアウト(アイコンが消えるまでの時間)、アイコンの移動間隔(秒数)、マナーモード時のみNoLEDを有効にするなど、詳細な設定が用意されている。ウィジェットもあり、ワンタッチでNoLEDのオンとオフを切り替えられる。



マナーモード時のみNoLEDを有効にすることも可能(写真=左端)。ドットやアイコンが消える時間や移動間隔も決められる(写真=左中、右中)。ウィジェットをタップするとオンとオフを切り替えられる。中にドットが表示されているときはオンの状態(写真=右端)spモードメールは「その他」扱いになるので、NoLEDを反映させるには、「通知する項目を選択」から「その他」にチェックを入れよう。アイコンや通知カラーの設定も「その他」から行う。ただし「その他」に含まれるメーラーで受信した場合、マナーモードやサイレントモード時にはドットやアイコンは現れないので注意したい。spモードメールでNoLEDを利用したい場合、マナーモードを解除し、spモードメールの着信音を「標準着信音」などに設定しておきたい。マナーモード時に利用できないのは不便だが、これはアプリの仕様によるもの。今後のバージョンアップで改善されることに期待したい。


こちちらはテストモード。上にドット、下にアイコンが表示されている(写真=左)。ディスプレイが消灯した状態で着信すると、画面にアイコンが点滅する。中央は電話、右はその他(spモードメール)の不在通知アイコン
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