会場案内やセミナー情報をARアプリで取得――「GnG」で情報提供ワイヤレスジャパン2011

» 2011年05月26日 16時02分 公開
[園部修,ITmedia]

 東京ビッグサイトで5月27日まで開催されている通信業界の専門展示会「ワイヤレスジャパン2011」の会場では、iPhoneおよびAndroid搭載スマートフォン向けに、ARアプリを使った会場案内配信などのデモを行っている。クウジットの「GnG」(GET and GO)というアプリを利用し、展示会場入り口などに掲示されているGnG CyberCode(2次元バーコードの一種)をカメラで読み取ると、地図やセミナースケジュールなどが手に入る。

Photo GnGを利用してガイドが取得できるARマーカー

 GnGは、もともと雑誌や看板、店頭のポスターなどに表示されたGnG CyberCodeを読み取って関連情報や関連映像などを表示するアプリ。一般的なQRコードの読み取りと違うのは、GnGを読み取ると画面に関連するグラフィックが浮かび上がる点だ。iPhone 4で会場入り口にあるGnG CyberCodeを読み取ってみたところ、以下の動画のような感じでコンテンツにアクセスできた。

PhotoPhoto アプリを起動するとすぐに読み取り画面になる(画面は会場のものではなくWebサイトのデモ用CyberCode)。最初に読み取ると、データの更新を求められるので、「はい」を選んでダウンロードすればいい



 今回のデモは、GnG CyberCodeをQRコードのように利用し、Webページへ誘導するという単純なものだが、GnG CyberCode読み取り時のグラフィックなどがARで処理されており、なかなか興味深い。対応アプリはiPhone向けとAndroid搭載端末向けが用意されており、iPhone向けはApp Storeから、Android向けはAndroidマーケットからダウンロードできる。

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