ソフトバンクモバイルは3月6日、東京・銀座に旗艦店「ソフトバンク銀座」をオープンした。
店内は地上2階、地下1階の3フロア構成で、売り場面積はソフトバンクショップとしては最大の610平方メートル。これまで旗艦店と呼ばれていたソフトバンク表参道(旧:ソフトバンク原宿)をしのぐ規模を誇る。また、ビルの外観に同社のコーポレートロゴである「=」マークを大きくレイアウトし、店頭には“お父さん”の像も配置。銀座の新しいランドマークになることも目指す。
オープニングセレモニーには、ソフトバンクモバイル代表取締役兼CEOの孫正義氏に加え、同社のCMでおなじみの上戸彩さん、樋口可南子さん、ダンテ・カーヴァーさん、そして“お父さん”と白戸家が全員集合。お母さんを演じる樋口さんは、「家族そろうのは珍しいのですが、今日は孫さんもいらしてとてもうれしいです」と家族の再会を喜んでいた。
皆さんはひと足速く店内を見て回ったとのことで、上戸さんは「ものすごく豪華ですばらしかったです。もっと隅々まで見たい」と店内の充実ぶりに驚いた様子。また、「入り口に、大きな(12面)モニターがあってびっくり。CMも流れるし、そのメイキング映像も流れて楽しめますね。あと、iPhoneのカバーコレクションがたくさんそろっていて、銀座限定のカバーもあります」と同店ならではのチェックポイントも紹介。また樋口さんも、「2階に白戸家のリビングのセットがあるんですが、これは興奮しました。さらに白戸家のフィギュアもそろっているんですが、今よりちょっと若いんですね……。選挙に出たときの車もあって、ずっといても飽きないです」と見どころを語れば、お兄さんを演じるダンテさんは「白戸家(フィギュア)が店のどこかにいるので、毎日来て探して欲しい」と延べ、早くもリピーターの確保(?)に務めていた。
孫氏は、「渋谷にはハチ公像があって待ち合わせ場所になっていますが、ソフトバンク銀座の『お父さん像』はメッセージ付きの時報を鳴らします。こちらも銀座での待ち合わせ場所になればいいな。なんて思っております」とあいさつ。入り口付近を行き交う人々からの声援にも、終始笑顔で応えた。
ソフトバンク銀座の店内は、広い売り場面積を生かしたゆったりとした余裕のある作りが特徴。携帯電話の手続き中も、銀座らしいもてなしの空間で過ごすことができる。また、待ち時間中に“銀ブラ”を楽しめるよう、みまもりケータイを使った呼び出しサービスも提供する。
フロアを見渡して気がつくのが、カタログやパンフレットが見当たらない点。というのも、同店では製品やサービスに関する情報はすべてiPadに保存したデジタルカタログで提供しており、ユーザーの疑問に迅速に答える環境を整えたという。契約手続きに関する書類もほとんどペーパーレス化されており、カウンターまで移動しなくても手続きに入ることができる。
また、SoftBank SELECTIONのスマートフォンアクセサリーも数多く取りそろっており、保護フィルムやケース、モバイルバッテリー、さらにデジタル放送用のチューナーやクラウドサービス用の周辺機器なども、端末本体と一緒に購入できる。
ソフトバンク銀座の営業時間は、午前10時から午後9時まで。年中無休。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.