ソフトバンクモバイルは、11月30日に発売する「iPad mini」と「iPad Retina ディスプレイモデル」の販売価格を公表した。ともに、Wi-Fi+Cellularモデルの16Gバイトは、実質負担額が0円に設定されている。
iPad mini Wi-Fi+Cellularモデルの16Gバイトは、一括販売価格が3万9600円で24回の分割払いでは月1650円。これにiPad向けの月月割1650円が最大24回(3万9600円)適用されるため、2年間の継続利用では実質負担額が0円になる。
32Gバイトは一括価格が4万7520円で、分割では月1980円。割引(1650円)適用後の負担額は月330円、総額は7920円になる。また64Gバイトは、一括価格が5万5440円で分割価格が月2310円、割引(1650円)適用後の負担額は月660円、総額は1万5840円。
iPad Retina ディスプレイモデルのWi-Fi+Cellularモデルは、16Gバイトの一括販売価格が5万3760円で、分割では2240円の24回払いになるが、同額の2240円が最大24カ月割り引きされるため、こちらも2年間の継続利用では実質負担額が0円になる。
32Gバイトは一括価格が6万1680円で、分割では月2570円。割引(2240円)適用後の負担額は月330円、総額は7920円になる。また64Gバイトは、一括価格が6万9600円で分割価格が月2900円、割引(2240円)適用後の負担額は月660円となり、総額は1万5840円と設定されている。
また同社は2機種のWi-Fiモデルも販売する。iPad mini Wi-Fiモデルの価格は、16Gバイトが2万8800円、32Gバイトが3万6800円、64Gバイトが4万4800円。iPad Retina ディスプレイモデル Wi-Fiモデルの価格は、16Gバイトが4万2800円、32Gバイトが5万800円、64Gバイトが5万8800円と、どちらもApple Storeの販売価格と差はない。
ソフトバンクモバイルは、LTE対応のiPad mini/iPad Retinaディスプレイモデル向けに、専用の料金プラン「ベーシックデータ定額プランfor 4G LTE」を提供する。
通常料金は月5985円で、7Gバイトまでのパケット通信が可能。ただし、11月30日の提供開始と同時に、基本料金から月525円を最大2年間割り引く「4G LTE 定額プログラム」を実施するため、当面は月5460円と月315円のウェブ基本使用料の合計5775円で利用できる。月の通信量が7Gバイトを超えた場合は、請求月末まで通信速度を送受信時最大128kbpsに制限し、2Gバイトごとに2625円を支払うことで解除される。
このほか、テザリングオプションも用意しているが、提供されるのは12月上旬の予定となっている。
また、すでにソフトバンクモバイルの携帯電話を持っているユーザー向けに「スマホまとめて割」を提供する。ベーシックデータ定額プランfor 4G LTEを契約する場合は月額料金を4410円に割り引くほか、契約するプランとして、利用するデータ量に合わせて課金される「ゼロから定額プラン for 4G LTE」も選択できる。
ゼロから定額プランは、契約から2年間、基本使用料が月額0円〜4935円と通信量に応じて変動する料金プラン。通常315円のインターネット利用料もデータ通信がない場合は0円になるが、ソフトバンクWi-Fiスポット(i)の月額使用料として月490円が必ず発生する。スマホまとめて割の申し込み期間は、11月30日から2013年1月31日まで。
このほか、スマホ下取りプログラムを改称した「スマホ下取り割」、同じく4G/LTEスマホ家族キャンペーンを改称した「スマホファミリー割」、また4G/LTEスマホBB割を改称した「スマホBB割」などを適用して、さらに割り引きを受けることもできる。
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