「iTunes Store」が4月28日に、米国でのサービス開始から10年を迎える。AppleはiTunes Storeに特設ページ「A DECADE OF iTunes」(外部リンク)を用意。2003年から2013年までの主なiTunes関連トピックや、毎年の人気楽曲・アルバムを紹介しており、10年間の歩みを振り返ることができる。
iTunesとiPodが発表されてから約2年後の2003年4月に、米国でiTunes Storeがオープンした。当初の楽曲ラインアップ数は約20万曲。初日に最もダウンロードされた曲はU2の「Stuck in a Moment You Can't Get Out of」、アルバムはBeckの「Sea Change」だった。2005年8月には日本でもiTunes Storeがスタートし、初日に最もダウンロードされた曲はDef Techの「My Way」、 アルバムはウルフルズの「iTunes Originals - ウルフルズ」だった。
2005年9月には「iPad nano」が発売、2007年1月には「iPhone」が発表、日本では2008年7月に「iPhone 3G」が発売され、iTunes Storeの普及をさらに加速させた。2010年2月には楽曲ダウンロード数が100億を突破。2011年11月にはビートルズの楽曲がiTunes Storeに配信されて話題を集めた。
日本では、2010年11月にiTunes Storeでの映画配信、2012年2月には「iTunes in the Cloud」、3G回線でのダウンロード、「iTunes Plus」「Complete my Album」のほか、直近の2013年3月には、電子書籍を配信する「iBookstore」がスタートした。
2013年4月現在、世界119カ国で展開中のiTunes Storeは3500万曲以上をラインアップし、累計ダウンロード数は250億曲を突破した。iOS端末(iPhone、iPad、iPod touch)の累計販売台数は5億台以上、App Storeの配信数は85万本以上、累計ダウンロード数は450億本以上。日本での映画の配信数は2500本以上、電子書籍の配信数は数万冊以上となっている。
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