J.D.パワーのモバイルデータ通信サービス顧客満足度、2013年はUQ WiMAXがトップに

» 2013年06月13日 16時28分 公開
[エースラッシュ,ITmedia]

 J.D.パワー アジア・パシフィックは、2013年のモバイルデータ通信サービスにおける第一回顧客満足度調査の結果を、6月11日に発表した。

 今回の調査は、Wi-Fiルーター/USB端末/PCカード/Expressカードといったデータ通信専用端末の個人利用者を対象としたもの。2013年4月にインターネットによる調査を実施し、計3750人から回答を得た。

 利用実態では、1年以内にデータ通信端末に加入した割合は44%で、携帯電話の6%、光ファイバー回線のインターネット・サービス・プロバイダーの15%に比べると新規加入者が多い市場といえる。また、データ通信サービスの利用者のうち55%は光ファイバー回線や携帯電話なども利用しており、切り替えではなく併用による新規加入者が多いことを示している。

 接続機器で最も多いのはPCの84%で、次いでスマートフォンが46%、タブレット端末が29%。データ通信サービスの利用理由は「自宅でも外出先でもインターネットを利用したかった」が最多であることから、外出先へも持ち運びしやすい機器での接続率が高くなったと考えられる。

 総合満足度では「通信品質・エリア」「端末・オプションサービス」「各種費用」「手続き・サポート対応」という4つの項目を設定。それぞれに関連した詳細項目に対する評価をもとに、1000ポイント満点でスコアを算出した。対象は、UQ WiMAX、au、ドコモ、イー・モバイル、ソフトバンクの5サービス。

PhotoPhoto 「2013年日本モバイルデータ通信サービス顧客満足度調査」

 このうち、UQ WiMAXが「各種費用」「端末・オプションサービス」「手続き・サポート対応」の3項目で最も高い評価を得て1位となった。特に「各種費用」の評価が他社を大きく上回り、継続意向や他者への推奨意向も高いという結果が出ている。2位は「通信品質・エリア」でトップとなったauで、3位はドコモだった。

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