KDDI、“手のひら自習室”「GAKUMO」サービスを7月から提供

» 2013年06月24日 12時43分 公開
[長浜和也,ITmedia]

 KDDIは、中学生と高校生に向けた「GAKUMO(ガクモ)」の提供を7月1日から開始する。Android 2.3.3以上、または、iOS 5.0以上を導入したauスマートフォンで利用できる。

 GAKUMOは、KDDIとQuipperが協業で提供するモバイルデバイスに最適化した学習サービスだ。Quipperは、“学習プラットフォーム”アプリ「Quipper」を提供している企業。アプリのQuipperはクイズ形式の問題を解きながら学習する仕組みになっているが、その問題はユーザーや教育企業サードパーティが提供できるようになっている。

 GAKUMOでも、ベネッセコーポレーションや、ディートゥーアール、個別指導塾TESTEA、マイスクール慶應修学舎、学習塾プリオーレなどの教育企業がコンテンツを提供する。中学生向けには3教科5科目、高校生向けには5教科9科目を用意する予定だ。一問一答形式で1つの教材は15分サイクルで学習できる。

 教材には、短い時間の動画解説や間違えた問題を復習できる「苦手克服ボックス」、そして、学習を継続すると“ご褒美”がもらえる機能も用意する。また、メッセージを使って講師に直接質問できる機能を2013年8月から提供する予定だ。

 利用料金は、1コース受講プランで月額980円、以下、2コースで月額1480円、3コースで月額1980円となる。なお、2013年7月1日から9月30日の間、初回登録加入者は、どのプランでも最大3カ月無料で受講できる。

「GAKUMO(ガクモ)」

 また、KDDIは、auスマートフォン向けの学習サービス「こどもパーク」を7月1日から開始する。月額790円で、子供向けアプリ50種類以上が取り放題となり、アプリの利用状況や学習履歴を保護者が確認できる。アプリの利用は「auスマートパス」→「アプリ」から「こどもパーク」で目的のアプリを選び、保護者のデバイスにダウンロードして、子どもに使わせるようになる。

こどもパーク

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