MetaMoJiが7月1日、Androidスマートフォンやタブレットで利用できるデジタルノートアプリ「Note Anytime」のアップデート版を配信開始した。最新バージョンの1.4.0では、ペンの追従性の向上、ノート通信の高速化、ウィジェットの追加などを行っている。また、「アイテム」「用紙」「インク」などの有償コンテンツを、契約期間中制限なしに利用できる月額104円の「コンテンツ使い放題」サービスもスタートした。
具体的には、ワンタップ・スクローラー機能を改良し、ページ切り替えボタンやUndo、Redo機能を追加。操作性も向上させた。またウィジェットを追加したほか、プレゼンテーションなどがスムーズに行えるよう、ページ切り替えを高速化したり、画面端部でのページ送りやジャンプ送りを可能にしている。
コンテンツ使い放題サービスは、有料オプションとして用意されているインク(インクセット、グラデーションインク)、アイテム(イラスト、カリグラフィー、カレンダー、プランナー)、ノート・用紙(プレゼンテーション、プランナー、表紙)を定額で自由に使えるもの。なお月額450円のカスタマイズカリグラフィーペンはサービス対象外となる。
また、初めてNote Anytimeを利用するユーザーのために、操作手順が練習できる「スタートガイド」も収録した。実際に機能を試しながら各種操作が行える。
このほか、手書き文字変換エンジン「mazec2」もアップデートし、日本語だけでなく、英語の手書き文字認識・入力機能を有料オプションでサポートした。mazec言語パック(英語)は700円で購入できる。
対応機種は、Note AnytimeがAndroid 4.0以上が動作する機種、mazec2がAndroid 2.2以上が動作する機種。


グローバル展開を意識し、アプリのアイコンは新デザインに変更された。起動時には、実際に自分で試しながら操作が学べる「スタートガイド」を表示する。スクロールやページの切り替え動作などが大きく改善されている
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