MMD研究所が10月15日、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの「iPhone 5c」を用いて実施した、JR山手線でのパケ詰まり調査の結果を発表した。
調査では、新宿駅、池袋駅、渋谷駅、東京駅、品川駅、新橋駅のホームと改札付近の12スポットにて、通勤・帰宅ラッシュ時に「Yahoo!Japan」のトップページが完全に開くまでの表示時間を計測した。実施期間は2013年9月24日〜27日、9月30日の7時〜9時と17時〜19時。1機種あたり1200回計測した。なお、Yahoo!Japanトップが表示されるまでの時間が30秒を経過したものと、計測できなかったものは「パケ詰まり」としてカウントした。
パケ詰まり率は、ドコモ版iPhone 5cが13.4%(161/1200回)、au版iPhone 5cが2.3%(28/1200回)、ソフトバンク版iPhone 5cが1.0%(12/1200回)だった。Yahoo!Japanトップが表示されるまでの平均時間は、ドコモ版iPhone 5cが10.61秒、au版iPhone 5cが6.28秒、ソフトバンク版iPhone 5cが5.11秒だった。
パケ詰まり率は、ソフトバンク版が最も低く、ドコモ版が最も高いという結果だった。Yahoo!Japanトップが表示されるまでの時間も、ソフトバンク版が最も速く、ドコモ版が最も遅かった。なお、3キャリアとも7時〜9時よりも、17時〜19時の方が表示に時間がかかっている。
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