Android、世界スマートフォン総出荷で8割超──IDC調べ調査リポート

» 2013年11月13日 11時37分 公開
[ITmedia]

 米調査会社IDCは11月12日(現地時間)、2013年第3四半期(7〜9月)のOS別世界スマートフォン出荷シェアを発表した。同社の調査で、米Googleの「Android」のシェアが初めて80%を超えた。

 スマートフォンの総出荷台数は前年同期比39.9%増の2億6110万台。そのうちの81.0%に当たる2億1160万台がAndroid端末だった。

 米MicrosoftのWindows Phoneの伸びが目立った。同OSは前期の調査でBlackBerryとSymbianを抜いて3位にランクアップしており、今回は成長率156%(前年同期からの増加率)で、出荷台数は前期より800万台増加した。Windows Phoneの出荷台数に占めるフィンランドNokiaの端末(Lumiaシリーズ)の占める割合は93.2%だった。MicrosoftはNokiaのハードウェア部門の買収を発表しており、2014年1〜3月期には買収が完了する見込みだ。

 米AppleのiPhoneの出荷台数は前年同期比で25.6%増加したものの、AndroidおよびWindows Phoneの伸び率(Androidは51.3%)が上回り、シェアを6.9ポイント落とした。Appleの新iPhoneが発売されたのは9月20日なので、これが反映されるのは10〜12月期になる。

2013年第3四半期のOS別世界スマートフォン出荷トップ4(単位:百万台)
順位 OS名 3Q13出荷台数 3Q13市場シェア(%) 3Q12出荷台数 3Q12市場シェア(%) 出荷台数伸び率(%)
1 Android 211.6 81.0 139.9 74.9 51.3
2 iOS 33.8 12.9 26.9 14.4 25.6
3 Windows Phone 9.5 3.6 3.7 2.0 156.0
4 BlackBerry 4.5 1.7 7.7 4.1 -41.6
その他 1.7 0.6 8.4 4.5 -80.1
合計 261.1 100.0 186.7 100.0 39.9
(資料:IDC)

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