米調査会社IDCは11月12日(現地時間)、2013年第3四半期(7〜9月)のOS別世界スマートフォン出荷シェアを発表した。同社の調査で、米Googleの「Android」のシェアが初めて80%を超えた。
スマートフォンの総出荷台数は前年同期比39.9%増の2億6110万台。そのうちの81.0%に当たる2億1160万台がAndroid端末だった。
米MicrosoftのWindows Phoneの伸びが目立った。同OSは前期の調査でBlackBerryとSymbianを抜いて3位にランクアップしており、今回は成長率156%(前年同期からの増加率)で、出荷台数は前期より800万台増加した。Windows Phoneの出荷台数に占めるフィンランドNokiaの端末(Lumiaシリーズ)の占める割合は93.2%だった。MicrosoftはNokiaのハードウェア部門の買収を発表しており、2014年1〜3月期には買収が完了する見込みだ。
米AppleのiPhoneの出荷台数は前年同期比で25.6%増加したものの、AndroidおよびWindows Phoneの伸び率(Androidは51.3%)が上回り、シェアを6.9ポイント落とした。Appleの新iPhoneが発売されたのは9月20日なので、これが反映されるのは10〜12月期になる。
順位 | OS名 | 3Q13出荷台数 | 3Q13市場シェア(%) | 3Q12出荷台数 | 3Q12市場シェア(%) | 出荷台数伸び率(%) |
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1 | Android | 211.6 | 81.0 | 139.9 | 74.9 | 51.3 |
2 | iOS | 33.8 | 12.9 | 26.9 | 14.4 | 25.6 |
3 | Windows Phone | 9.5 | 3.6 | 3.7 | 2.0 | 156.0 |
4 | BlackBerry | 4.5 | 1.7 | 7.7 | 4.1 | -41.6 |
その他 | 1.7 | 0.6 | 8.4 | 4.5 | -80.1 | |
合計 | 261.1 | 100.0 | 186.7 | 100.0 | 39.9 | |
(資料:IDC) |
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