Xperia Z1には「PlayStation Mobile」というアプリがある。これはゲームなどをダウンロードできる「PlayStation Store」につながっており、無料、または有料のゲームや便利なアプリを入手して遊ぶことが可能だ。
ただしXperiaで遊べるゲームはかなりライトな内容のものが中心。PS3、PSP、PSVITAで遊べるゲームソフトがXperia Z1でも遊べるわけではない。
ゲームの数を数えてみると150本以上あるが(1月中旬時点)、ジャンルは「パズル」に分類されているものが多く50本ほど。ほかに「アドベンチャー」「アーケード」「シューティング」といったジャンルのゲームがそれぞれ10〜20本前後で続き、「RPG」や「レース」「スポーツ」といったジャンルになると4本程度で、本格的なゲーマーには物足りなさそう。
もっともスマホではカジュアルゲームで遊ぶ人が多いので「短時間にちょっと遊ぶ」ことを考えると、パズルが多いのも分かる気がする。価格は無料、100円前後、高くても600円ほど。1000円を超えているゲームもあるものの、多くは500円以下となっている。
購入方法は、SENかPSNのアカウントでサインインし、クレジットカードからウォレットへ1000円単位でチャージする仕組み。100円のゲームを遊ぶために1000円のチャージをするのはちょっと……と思ってしまう。
ただし購入したゲームは同じアカウントを使えば、別のXperiaでもダウンロードが可能だ。また残ったウォレットは「Video Unlimited」でビデオを買うのに使うといったこともできるので、どうせチャージするのならXperia独自のサービスをいろいろ試してみるのもいいかもしれない。
Xperia Z1の右下に表示されるタスクボタンをタップすると、起動中のアプリを終了させられるほか、スモールアプリを起動できる。スモールアプリは、ほかのアプリを使っているときに、小さなウィンドウを表示してアプリを使える機能。以前からメモを入力したり、タイマーを使ったり、ブラウザを起動したり、といった機能が使えていた。
Xperia Z1では、特定のアプリだけでなく、自分でPlayストアからインストールしたアプリのウィジェットを「スモールアプリ化」することができる。例えば「歩数計」や「天気予報」「モバイルSuicaの残額」をスモールアプリからチェックできるようになる。ただしプリセットされたスモールアプリはサイズが適切(あるいは調節できる)だが、ウィジェットをスモールアプリ化すると、ウィンドウのサイズが大き過ぎたり、うまく機能が使えないこともある。いろいろ試して自分に最適なスモールアプリを探してみるといいだろう。
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