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» 2014年01月27日 10時00分 公開

Xperia Z1の「PlayStation Mobile」と「スモールアプリ」はどんな感じ?「Xperia Z1」の“ここ”が知りたい 第9回

国内外で新機種が続々発表・発売されているXperiaシリーズだが、スマホのフラッグシップモデルは今も「Xperia Z1」だろう。今回はXperiaならではの機能として「PlayStation Mobile」と「スモールアプリ」を紹介しよう。

[小林誠,ITmedia]
photophotophoto 「Xperia Z1 SO-01F」(写真=左)と「Xperia Z1 SOL23」(写真=中、右)。ボディカラーは2機種ともパープル、ホワイト、ブラック

質問:Xperia Z1ではプレステのゲームが遊べる?

 Xperia Z1には「PlayStation Mobile」というアプリがある。これはゲームなどをダウンロードできる「PlayStation Store」につながっており、無料、または有料のゲームや便利なアプリを入手して遊ぶことが可能だ。

 ただしXperiaで遊べるゲームはかなりライトな内容のものが中心。PS3、PSP、PSVITAで遊べるゲームソフトがXperia Z1でも遊べるわけではない。

 ゲームの数を数えてみると150本以上あるが(1月中旬時点)、ジャンルは「パズル」に分類されているものが多く50本ほど。ほかに「アドベンチャー」「アーケード」「シューティング」といったジャンルのゲームがそれぞれ10〜20本前後で続き、「RPG」や「レース」「スポーツ」といったジャンルになると4本程度で、本格的なゲーマーには物足りなさそう。

 もっともスマホではカジュアルゲームで遊ぶ人が多いので「短時間にちょっと遊ぶ」ことを考えると、パズルが多いのも分かる気がする。価格は無料、100円前後、高くても600円ほど。1000円を超えているゲームもあるものの、多くは500円以下となっている。

 購入方法は、SENかPSNのアカウントでサインインし、クレジットカードからウォレットへ1000円単位でチャージする仕組み。100円のゲームを遊ぶために1000円のチャージをするのはちょっと……と思ってしまう。

 ただし購入したゲームは同じアカウントを使えば、別のXperiaでもダウンロードが可能だ。また残ったウォレットは「Video Unlimited」でビデオを買うのに使うといったこともできるので、どうせチャージするのならXperia独自のサービスをいろいろ試してみるのもいいかもしれない。

photophoto PlayStation Mobileを起動すると、ストアに接続。すでにゲームを入手していれば「ライブラリー」に保存されている(写真=左)。「ライブラリー」の画面。PlayStation Storeで入手したゲームは、スマホのアプリメニューには表示されず、PlayStation Mobileから起動する(写真=右)
photo ゲームのひとつ「勇者のくせにこなまいきだ。」をプレイ。パズルゲームを中心としたカジュアルゲームが多いとはいえ、サクサク動いて、難しいテクニックも不要なので意外とどのゲームもハマる

質問:スモールアプリは何が便利?

 Xperia Z1の右下に表示されるタスクボタンをタップすると、起動中のアプリを終了させられるほか、スモールアプリを起動できる。スモールアプリは、ほかのアプリを使っているときに、小さなウィンドウを表示してアプリを使える機能。以前からメモを入力したり、タイマーを使ったり、ブラウザを起動したり、といった機能が使えていた。

 Xperia Z1では、特定のアプリだけでなく、自分でPlayストアからインストールしたアプリのウィジェットを「スモールアプリ化」することができる。例えば「歩数計」や「天気予報」「モバイルSuicaの残額」をスモールアプリからチェックできるようになる。ただしプリセットされたスモールアプリはサイズが適切(あるいは調節できる)だが、ウィジェットをスモールアプリ化すると、ウィンドウのサイズが大き過ぎたり、うまく機能が使えないこともある。いろいろ試して自分に最適なスモールアプリを探してみるといいだろう。

photophotophoto タスクキーをタップすると、画面下のバーにスモールアプリが表示。右から左へスライドさると次のスモールアプリが表示される(写真=左)。ウィジェットをスモールアプリにすることも可能だ(写真=中)。歩数計ウィジェットをスモールアプリとして使ってみた。ブラウザなどを表示しても歩数が分かる。複数のスモールアプリを起動してもOK(写真=右)

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