Lookoutは、11月18日に報告書「日本のスマートフォン紛失にまつわる事情」を発表した。対象はスマートフォンを利用している18歳以上の1000人。
これによると、18歳から24歳のうち約45%がスマートフォンの紛失を経験しており、ショッピングセンターまたは公共交通機関など公共の場所にスマートフォンを置き忘れたと答えている。世界的に見ると日本のスマートフォン紛失件数は5人に1人以上の23%で、イギリスは35%、アメリカは30%、ドイツでは29%と他の先進国よりも低い。
また、紛失経験者のうち44%がデータを回収するために支払ってもいいと思う金額を「5万円」と回答。このほか、紛失した時間帯は午後、紛失発生が多い地域は沖縄県という結果が出ている。
これらの結果を受け、同社では端末へPINやパスコードの設定、自分の持ち物を常に把握する、「Lookout」のような端末捜索アプリをダウンロードして遠隔地からデータの抹消を行えるようにするなどの対処法を挙げている。
主な結果
どんな場面でスマートフォンを紛失したか
どこでスマートフォンを紛失したか
いつ紛失したか
スマートフォン紛失発生が多い地域(多い順)
沖縄、東北、関東、関西、北海道、中部、九州、中国、四国
スマートフォンを取り戻すためにとった行動
スマートフォンに保存された極めて個人的なデータ
支払うつもりがある金額
紛失後の行動
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