MMD、シニア層のスマートフォンに関する調査を実施――所有率は27.6%と昨年より増加

» 2014年10月08日 18時22分 公開
[エースラッシュ,ITmedia]

 MMD研究所は、10月18日に「2014年シニア層のスマートフォンに関する調査」の結果を発表した。調査日は9月19日〜9月21日で、調査対象は60歳以上のシニア層2020人。

 これによるとスマートフォンの所有者は27.6%となっており、2013年9月の調査より4.4%増加している。またスマートフォンユーザーのうち、新たに端末を購入するならという質問で「スマートフォン」と回答したのは77.9%。フィーチャーフォンユーザーでは、23.7%が次はスマートフォンを購入したいと答えた。

 また、次回以降もフィーチャーフォンを購入したいユーザーの主な理由は「通話・メール以外の機能を使わないから」「月額料金が安いから」「操作が簡単だから」など。

リリース本文

 以下、リリースの本文です。

2014年シニア層のスマートフォンに関する調査

シニア層(60歳以上)のスマートフォン所有率は27.6%、昨年より4.4%増加

携帯電話端末を所有しているシニア(N=2,020)を対象にスマートフォンの所有について聞いたところ、スマートフォンを所有しているシニアは27.6%だった。2013年9月に行った同様の調査では、スマートフォンの所有率は23.2%で4.4%増加していることがわかった。

Photo

スマートフォンを所有しているシニアの77.9%がスマートフォンを購入すると回答。フィーチャーフォンを所有しているシニアの23.7%がスマートフォンを購入すると回答

スマートフォンを所有しているシニア(N=557)を対象に、新しい携帯電話端末を購入するならどの端末を選ぶかという質問をしたところ、「スマートフォン(65.0%)」「シニア向けスマートフォン(7.2%)」「格安スマートフォン(5.7%)」と合わせて77.9%の人がスマートフォンを購入すると回答した。

Photo

同様の質問をフィーチャーフォンユーザー(N=1,463)にしたところ、「スマートフォン(9.7%)」「シニア向けスマートフォン(10.3%)」「格安スマートフォン(3.7%)」と合わせて23.7%の人が次は「スマートフォン」を購入すると回答した。

Photo

続いて、フィーチャーフォンを購入すると回答したシニア(N=738)を対象に、フィーチャーフォンを選ぶ理由を聞いたところ、最も多かった回答は「通話・メール以外の機能を使わないから」が58.9%、「月額料金が安いから」が55.7%、「操作が簡単だから」が38.3%となっている。

Photo

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月05日 更新
  1. 飲食店でのスマホ注文に物議、LINEの連携必須に批判も 「客のリソースにただ乗りしないでほしい」 (2025年12月04日)
  2. 「楽天ポイント」と「楽天キャッシュ」は何が違う? 使い分けのポイントを解説 (2025年12月03日)
  3. 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【12月3日最新版】 1万〜3万ポイント還元のお得な施策あり (2025年12月03日)
  4. 「スマホ新法」施行前にKDDIが“重要案内” 「Webブラウザ」と「検索」選択の具体手順を公開 (2025年12月04日)
  5. 三つ折りスマホ「Galaxy Z TriFold」の実機を触ってみた 開けば10型タブレット、価格は約38万円 (2025年12月04日)
  6. 楽天の2年間データ使い放題「バラマキ端末」を入手――楽天モバイル、年内1000万契約達成は確実か (2025年11月30日)
  7. サイゼリヤの“注文アプリ”が賛否を呼ぶ理由──「使いやすい」「紙メニュー前提」など多様な意見 (2025年11月23日)
  8. Z世代で“友人のInstagramアカウント乗っ取り”が流行? いたずらで済まない不正アクセス禁止法違反 保護者が注意すべきこと (2025年12月04日)
  9. NTT系初の耳をふさがない集音器「cocoe Ear」発表 補聴器でない理由、AirPods Proとの違いは? (2025年12月03日)
  10. 鉛筆デザインのiPad用スタイラスペン「Nelna Pencil」発売 物理ボタンに9機能を設定可能 (2025年12月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー