トーンモバイル、新スマホ「TONE」を発表Tのスマホ、ついに登場

» 2015年04月30日 17時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 トーンモバイルは4月30日、Androidスマートフォン「TONE」を発表した。スマホと、ドコモのMVNO回線契約がセットとなっており、スマホの本体価格は2万4000円(税別、以下同)で、回線契約の初期費用は3000円となる。4月30日から同社のオンラインストアで予約受付を開始し、5月5日からはSHIBUYA TSUTAYAを皮切りに、7月までにTSUTAYAの12店舗で順次販売を開始する。

photo TONEの端末写真

 トーンモバイルは、フリービットとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の合弁企業で、3月1日にフリービットから「freebit mobile」事業を分割して誕生した。TONEは、フリービットグループとCCCグループの戦略的資本・業務提携を具体化した初の製品で、端末からサービス、そしてCCCグループのサービスまで、垂直統合で提供する。

 端末は、フリービットが開発したAndroidスマートフォン「PandA」3rd Lotがベースで、TONEやTSUTAYA関連のサービスアプリの追加など、ソフトウェア面でのカスタマイズが施されている。

 料金は月額1000円で、料金には容量無制限のパケット通信、IP電話サービス(050番号)、tone.ne.jpドメインの電子メール、SMS、サポートサービスが含まれている。ただし、パケット通信は通常時で500〜600kbps程度の通信速度となり、動画の視聴には1Gバイトあたり300円の「高速チケットオプション」を利用する必要がある。オプションサービスについては以下のとおり。

オプション名 料金(税別)
3G音声オプション(MNP対応) 953円/月(初期費用1500円)
高速チケットオプション(1Gバイトあたり・31日に2回までチャージ可) 300円/回
フラットパックオプション(高速チケット1回分+IP電話通話料1260円分) 500円/月
安心オプション(破損・盗難時の見舞金支払い+公衆Wi-Fiオプション) 500円/月
TONEファミリーオプション 無料(保護者がTONEを契約していない場合は200円/月)

 CCCグループと連携する「Tのスマホ」としては、端末代金・月額料金200円に対して1ポイント、Tポイントが付与される。2015年10月からはTポイントを支払いに利用できるようになる予定。また、TSUTAYAの店舗でCDとDVDをそれぞれ月1枚、無料でレンタルできるサービスも提供する。

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