ソフトバンク夏モデルは「CA」対応で下り最大165Mbps/187.5Mbpsに

» 2015年05月20日 06時00分 公開
[田中聡,ITmedia]

 ソフトバンクモバイルが2015年夏モデルとして投入するスマートフォン「Xperia Z4」「Galaxy S6 edge」「AQUOS Xx」の3機種は、複数の周波数帯を束ねて通信の高速化を図る「キャリアアグリゲーション(CA)」に対応している。

photo 左からXperia Z4、Galaxy S6 edge、AQUOS Xx

 3機種とも、AXGP(SoftBank 4G)では下り最大165Mbps(上りは最大15Mbps)、FDD-LTE(SoftBank 4G LTE)では下り最大187.5Mbps(上りは最大50Mbps)での通信が可能になる。

 165Mbpsの通信は、これまではモバイルWi-Fiルーターの「Pocket WiFi 303ZT」などのデータ端末で提供されていたが、LTE Category6のスマートフォンが登場したことで対応機種が広がった。現時点で165Mbpsの通信ができるのは東名阪など一部のエリアのみで、それ以外のエリアでは110Mbpsとなる。詳細はソフトバンクのWebサイトで確認できる。

 187.5Mbpsの通信サービスは、2015年8月以降、一部エリアから順次提供を開始する予定で、それ以外のエリアでは下り最大112.5Mbps、75Mbps、37.5Mbpsかそれ以下の速度にとどまる。

 なお、「AQUOS CRYSTAL 2」はLTE Category4までのサポートなので、ハードウェア上の通信速度は下り最大150Mbpsとなる。

 NTTドコモとKDDIは、CAによって下り最大225Mbpsという、ソフトバンク上回る理論値を実現しているためか、19日の発表会で、新機種のCA対応は全くと言っていいほど紹介されなかった。ソフトバンクモバイルの宮内社長も、通信速度は理論値よりも実行速度が大事であることを強調し、実際に第三者機関の調査でソフトバンク端末の通信が一番速かったデータをアピールしていた。

 他社と比べると(数字上は)見劣りして、エリアも限定的とはいえ、従来よりも速度が向上するのはユーザーにとっては有益な情報であるし、CA対応はVoLTEと並んで大きなトピックでは? この点はしっかりと説明してほしいとも思った。

photo 実効速度ナンバーワンをアピールする宮内氏

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