KDDIは、8月6日にコーポレート・ベンチャー・ファンド「KDDI Open Innovation Fund」を通じた米Jiboへの出資について発表した。
Jiboは、人間とのコミュニケーションを焦点とした豊かな動作表現をもつファミリー向け知能ロボット「Jibo」を開発。「顔認識」「写真撮影」「物語の読み聞かせ」「メッセージやスケジュールの読み上げ」「テレビ電話」といった5つの機能を備える予定で、SDKを活用して機能を自由に拡張させることもできる。
創業者は、マサチューセッツ工科大学メディアラボでパーソナルロボット研究グループを率いるシンシア・ブリジール准教授。国内ロボットビジネス市場は2020年にサービス用ロボット市場が産業用ロボット市場を逆転し、2035年には約10兆円に達する見通しとなっており、KDDIは今後発展するロボティクス市場の有望なスタートアップ企業と判断して資本提携を行った。
KDDIはJiboが日本に進出する際、ビジネス開発、マーケティング、ローカライズなどの幅広い支援を行う予定だ。
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