auの「AQUOS SERIE SHV34」も6月10日発売 価格は一括8万円台前半(税込)

» 2016年06月08日 14時52分 公開
[田中聡ITmedia]

 KDDI、沖縄セルラーが、シャープ製のスマートフォン「AQUOS SERIE SHV34」を6月10日に発表する。ほぼ同じスペックのドコモ「AQUOS ZETA SH-04H」とソフトバンク「AQUOS Xx3」と同じ発売日だ。

 価格は一括8万4240円。毎月の利用料金から割り引く「毎月割」は、新規契約、機種変更、MNPいずれも月1710円が適用され(auスマートパスに加入の場合)、これの24回分を引いた実質価格は4万8816円となる。一括価格はAQUOS ZETAが8万8776円、AQUOS Xx3が9万3120円なので、SERIEが最も安い(価格はいずれも税込)。

AQUOS SERIE SHV34 「AQUOS SERIE SHV32」。カラーはネイビー、ホワイト、コーラルピンク

 本体のデザインはドコモの「AQUOS ZETA SH-04H」とソフトバンクの「AQUOS Xx3」と共通しており、全体的に丸みを帯びたボディーに、端がラウンドしている2.5Dガラスとメタルフレームを装備した。カラーはホワイト、ネイビー、コーラルピンクの3色。

 約5.3型のフルHD(1080×1920ピクセル)液晶には、シャープのスマホではおなじみの「IGZO」を採用。1秒間に最大120コマを描写する「ハイスピードIGZO」により、滑らかなスクロールが可能。プロセッサは、Qualcommのハイエンド製品である「Snapdragon 820(MSM8996)」を搭載。動作や機能を一部制限することでバッテリーを長持ちさせる「長エネスイッチ」も新たに用意し、バッテリー残量20%から1日持たせることもできる。

 アウトカメラは有効約2260万画素にアップ。解像感が高い写真や自然な発色の写真を手軽に撮影できるよう、リコー「GRシリーズ」開発メンバーによる画質認証プログラム「GR certified」も取得している。自動でシーン認識して切り替わる「夜景シーン認識」、自動で花火撮影に最適な設定に切り替わる「花火モード」も新たに搭載した。

 AQUOS ZETA SH-04HとAQUOS Xx3が採用している指紋センサーは搭載していない代わりに、インカメラで目をスキャンしてロックを解除できる「見るだけ解除」を利用できる。通信速度はキャリアアグリゲーションにより、下り最大370Mbpsまでサポート。370Mbpsの通信は東京都渋谷駅周辺エリアから開始し、大阪府梅田駅周辺、愛知県名古屋駅周辺、山手線主要駅周辺などに拡大する予定。

 au +1 collectionでは、AQUOS SERIE向けの小窓付きブックタイプケース、リング付きハイブリッドカバー、ディズニーのハードカバー、ブックタイプケースなどの周辺機器を発売する。

AQUOS SERIE SHV34 AQUOS SERIE用の周辺機器
「AQUOS SERIE SHV34」の主な仕様
機種名 AQUOS SERIE SHV34
メーカー シャープ
OS Android 6.0
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 820 MSM8996/2.2GHz 2コア+1.6GHz 2コア
メインメモリ 3GB
ストレージ 32GB
外部メモリ microSDXC(最大200GB)
ディスプレイ 約5.3型フルHD TFT液晶
解像度 1080×1920ピクセル
連続通話時間 約1590分(VoLTE)
連続待受時間 約500時間(LTE/WiMAX 2+)
バッテリー容量 3000mAh
アウトカメラ 有効約2260万画素CMOS
インカメラ 有効約500万画素CMOS
ボディーカラー ホワイト、ネイビー、コーラルピンク
サイズ 約73(幅)×149(高さ)×7.6(奥行き)ミリ
重量 約153グラム

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