ハイレゾ対応は当たり前!? ドコモのスマホ新製品に見る“次の一手”端末別ハイレゾ対応度もチェック(2/2 ページ)

» 2016年10月25日 00時05分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]
前のページへ 1|2       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

オンキヨーが手がけたアナログ出力

 一方、富士通コネクテッドテクノロジーズは、国内の老舗オーディオブランドと手を組んだ。新しい「arrows NX F-01J」は、オーディオ回路における出力部分にオンキヨーのノウハウを取り込み、同時にオンキヨーが定める厳格な音質基準に沿ったオーディオ出力性能を確保した。「デジタルノイズや歪(ひずみ)の少ない、オーディオプレーヤークラスの高品位な出力性能を実現した」。あわせて音質チューニングでもオンキヨーのサウンドマイスターが協力している。

発表会場では、従来機「F-02G」と新しい「F-01J」を並べ、オンキヨー製ヘッドフォンによる横並び試聴を行っていた
オンキヨーが音質チューニングで目指したもの
動画で従来機との波形の違いをアピール
arrows NX F-01J購入者を対象として、オンキヨー製ヘッドフォンが抽選で1000人にあたるキャンペーンを実施する。対象期間は2017年2月12日まで

「DSEE HX」で「dヒッツ」も良い音に

 ソニーモバイルコミュニケーションズは、「Xperia XZ SO-01J」に採用された「DSEE HX」に着目。「dヒッツ」などの音源を“ハイレゾ相当”で聴けるとアピールしている。

「Xperia XZ SO-01J」

 DSEE(Digital Sound Enhancement Engine)はソニーが開発したアップスケーリング&ビット拡張技術だ。CDやAACといった音源の制作時に失われた情報を補うというもので、同様のアップスケール技術はオーディオメーカー各社が開発している。ただし、DSEE HXは事前にさまざまなジャンルの音源を解析し、差分を“予測モデル”としてデータベース化しているところが特徴。つまり、似た楽曲を再生する際、より元の演奏に近い音になることが期待できる。ただし、スマホ版「DSEE HX」のアップスケーリングは最大96kHz/24bitとウォークマンなどの192kHz/24bitよりも控えめだ。

再生中
スマホ版「DSEE HX」の概要

 今回は音質に注力した3機種を紹介したが、いずれも発表会場で「ハイレゾ対応」を全面に打ち出すことはなく、どちらかといえばスマホで扱える音全般のクオリティーアップをアピールしていたのが印象的だった。先進的なハイレゾ再生より、幅広いユーザーが恩恵を受けられる“良い音”の訴求にシフトしているようだ。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月28日 更新
  1. 「モラルが欠如している」──LINE安否確認で“悪ふざけ”、SNSで批判の的に (2026年06月26日)
  2. ダイソーで770円の「備えラジオ」は“備える”以上に”ノスタルジック”だった件 目的に徹したシンプルさが懐かしさを呼ぶ (2026年06月27日)
  3. ソニーaiboからの「撤退は勘弁して」──オーナーが不安視 同社「今後のお話」YouTubeで発信へ (2026年06月27日)
  4. ソニーの犬型ロボット「aibo(アイボ)」復活 1月11日発売 (2017年11月01日)
  5. NHKはなぜ「スクランブル化」しないのか? 「公共放送」という位置付けが足かせ? (2026年06月27日)
  6. ソニー「aiboはやめません」──“次の開発”も明かす オーナーに「安心してください」と呼びかけ (2026年06月27日)
  7. ソフトバンクの5G通信が速くなる「Fast Access」を試す 非対応回線と有意な差も、見えてきた“次の課題” (2026年06月27日)
  8. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  9. 年会費9万9000円の価値はある? 最上位クレカ「Olive Infinite」と「Visa Infinite」の違いと持つべき人 (2026年06月25日)
  10. ソニー、AIで「aibo」との暮らしを日記に 専用アプリMy aiboが進化 (2026年03月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー