ASUS、Google Tango+Daydream対応の「ZenFone AR」を第2四半期に発売へCES 2017

» 2017年01月05日 07時28分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 台湾ASUSTeK Computer(ASUS)は1月4日(現地時間)、米国のラスベガスで開催の「CES 2017」で、VR/AR対応スマートフォン「ZenFone AR」を発表した。発売時期は第2四半期(4〜6月)で、価格はまだ公表されていない。

 ar 1 ZenFone AR

 米GoogleのAR技術「Google Tango」と、VR技術「Daydream」をサポートする。Tangoサポート端末は中国Lenovoの「Phab 2 Pro」に続く2台目。Daydreamと両方サポートする端末は初めてだ。

 ただし、ARとVRを融合できるわけではなく、「Daydream View」にセットして使う際はAR機能は使えない。

 ar 2 Daydream Viewにセットできる

 プロセッサはQualcommの「Snapdragon 821」(CPU部は2.35GHz×4コア)で、Google Tangoの利用に最適化された特別エディション。メインメモリは6GB/8GB、ストレージは32/64/128/256GBから選べる。外部ストレージはmicroSD(2TBまで)に対応する。画面は5.7型のワイドQHD(1440×2560ピクセル)のSuper Amoledを採用している。バッテリー容量は3300mAh(ユーザーによる交換は不可)だ。

 本体背面には、写真撮影用の2300万画素カメラ(Sony IMX318)の他に深度カメラとモーショントラッキングカメラを搭載している。インカメラは800万画素。

 ar 3 背面には3つのカメラを備える

 指紋認証用のセンサーは、前面のホームボタンに内蔵されている。充電ポートはUSB Type-Cで、3.5ミリのヘッドフォンジャックも備える。

 ar 4
ZenFone ARの主な仕様
機種名 ZenFone AR(ZS571KL)
メーカー ASUSTeK Computer
OS Android 7.0 Nougat
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 821/2.35GHz 4コア
メインメモリ 6/8GB
内蔵ストレージ 32/64/128/256GB
外部メモリ microSDあり(2TBまで)
ディスプレイ 5.7型 WQHD Super Amoled
解像度 1440×2560ピクセル
バッテリー容量 3300mAh(ユーザー交換不可)
アウトカメラ 有効約2300万画素
インカメラ 有効約800万画素
ボディーカラー チャコールブラック(レザー風仕上げ)
サイズ 約77.7(幅)×158.67(高さ)×8.95(奥行き)mm
重量 約170g

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年07月11日 更新
  1. 「おじさん構文」「おばさん構文」に若者が違和感を覚える理由 テキストのやりとりで大切なことは? (2025年07月09日)
  2. ドコモ/au/ソフトバンクが「Galaxy Z Fold7/Flip7」「Galaxy Watch8」などを発売 購入特典も (2025年07月10日)
  3. 「Galaxy Z Fold7」が先代より26%も薄くなったワケ Sペン非対応も、これぞ「Ultra体験」の実機を速攻チェック (2025年07月09日)
  4. あなたの街の「スマホ決済」キャンペーンまとめ【2025年7月版】〜PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ (2025年07月09日)
  5. ソフトバンク初の「折りたたみGalaxy」投入 発表会場でキーパーソンを直撃、「新トクサポ」で安さを訴求する (2025年07月10日)
  6. 「Galaxy Z Flip7」の特徴を実機で解説 カバーディスプレイの大型化で閉じたまま操作しやすく 廉価版「FE」も (2025年07月09日)
  7. “本物の警察署の電話番号”から電話が来たら? 詐欺に巻き込まれないために気を付けたいこと (2025年07月10日)
  8. 言うほど複雑? 料金プランを「ドコモ MAX」に乗り換えてみた (2025年07月09日)
  9. 新折りたたみ「Galaxy Z Fold7」発表、歴代最薄ボディーに2億画素カメラ搭載 Z Fold6からの進化点を総ざらい (2025年07月09日)
  10. Wear OS搭載スマートウォッチでGeminiが利用可能に (2025年07月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー