―― MWCの出展する端末メーカーの中には、例えば「Oppo」など、世界市場で急成長しながら、まだ日本に上陸していないメーカーもたくさんあります。従来は、そうしたメーカーが日本のSIMフリー市場に参入するというケースがいくつかありました。ドコモがそうした新興メーカーと協業する可能性はありませんか?
森氏 あくまでも“商品ファースト”だと思っています。すごく勢いのあるメーカーで、日本のお客さまに魅力を感じてもらえる製品を作っているのであれば、積極的に検討していきたいと思っておます。現在、協業している端末メーカーだけでなく、新しい端末メーカーの製品を発売する可能性もなくはありません。
―― スマホ全盛の時代になりましたが、MWCのNokiaのブースでは、フィーチャーフォンの名機と呼ばれる「Nokia 3310」の復刻版が人気を集めました。ドコモの契約者の中には、まだケータイを使っている人も多いと思いますが、このノキアの試みはどう思われますか?
森氏 そういうチャレンジも面白いなぁと思いました。ドコモとしては、OSはLinuxベースに変わりましたが、今後もケータイは発売していきます。また、スマホとは異なる、いろいろなニーズがある市場だと認識しているので、新しいチャレンジもしていきたいです。
“5G時代”にドコモが果たす役割とは――吉澤和弘社長に聞く
P10 Plusも日本発売の可能性あり、SIMを挿せるMateBookも? Huawei幹部に聞く
ライカ品質のカメラがさらに進化 「HUAWEI P10/P10 Plus」発表会で分かったこと
「Xperia XZ Premium」のMotion Eyeカメラや4K HDRディスプレイの実力を体験してきた
進化したカメラや4K HDRディスプレイの実力は? 写真で解説する「Xperia XZ Premium」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.