ドコモの「海外1dayパケ」を使おうとしてハマった話ふぉーんなハナシ

» 2017年05月12日 20時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 皆さんは、海外への出張・旅行時の通信手段をどうしているでしょうか? 海外用のモバイルルーターをレンタルする人もいるでしょうし、海外渡航者用のプリペイドSIM、あるいは現地のプリペイドSIM(参考連載)を購入して使う人もいるでしょう。

 一方、「割高」というイメージがつきまとって敬遠される傾向にあった大手キャリアの国際データローミングサービスでも、比較的低廉な価格である程度の容量のデータ通信を利用できるようになりました(一部はキャンペーンですが)。滞在日数が少なければ海外用ルーターやプリペイドSIMを用意しなくても何とかなってしまいます。

 NTTドコモが提供する「海外1dayパケ」を大型連休中に使うべく、筆者は手持ちのスマートフォンから申し込みをしようとしました。ところが……。

海外1dayパケのWebサイト 「海外1dayパケ」のWebサイト

なぜか申し込めない

 筆者は、自分名義のドコモ回線を4回線持っていて、うちメインの1回線は音声プラン、他3回線はデータプランで契約しています。今回、スマホで使っているデータプラン1回線で海外1dayパケを使おうと考えました。

 さっそく「My docomo」で申し込み手続きをしようとしたところ、「現在のご契約内容では、お手続きすることができません」と表示され申し込めなかったのです。

申し込めない…… 申し込めない……orz

理由は簡単だった

 申し込めないことにショックを隠せない筆者。しかし、何か見落としている「事実」があるはず。

 そこで、もう一度海外1dayパケのWebサイトを見直しました。すると、こんな1文を発見。

※ データ通信専用プランの方は対象外です。

 そうです。データプランでは海外1dayパケを申し込めなかったのです。

 以前、海外取材(参考リンク)の際に、同じ回線で「海外パケ・ホーダイ」を使ったこともあり、「海外1dayパケも申し込めば(データプランでも)使えるだろう」と思い込んでいたことがそもそもの敗因です……。

結局音声プランで申し込み

 結局、普段ケータイで使っている音声プラン(「スマホ/タブ」として契約)で海外1dayパケを申し込むことに。何の問題もなく手続きを完了できました。今までの苦労(?)は何だったのでしょうか……。

音声プランなら申し込めた 音声プランならすんなり申し込めます。当然ですね

 大型連休中は、音声プランのSIMカードをスマホに差し替えて使いました。マレーシア、シンガポール、香港、中国、マカオの5カ国・地域を駆け足で巡る旅程でしたが、マレーシアを除く4カ国・地域はキャンペーンで「24時間あたり30MBまで」という通信容量制限がありませんでした。おかげさまで、24時間あたり980円(非課税)でLTEの高速通信を堪能できました。

ローミング中 中国本土でもLTEローミングで快適通信(画像はTD-LTEに対応する「Xperia XZ SO-01J」)

「24時間30MBまで」の制限は妥当か?

 もしもキャンペーンがなければ、海外1dayパケの利用時は24時間あたり30MB以上通信すると極端な通信速度制限がかかります。制限時の通信速度は上下最大16kbpsで、国内のパケットパックで容量超過した場合よりも極端で厳しい制限です。

 高速なLTE通信のもとでは、1分以内にこの制限を超過する可能性があります。筆者がある日シンガポールで使った際は、使い始めて1分以内に20MBを超過し、9分後には30MBを使い切ってしまいました。

 理由は簡単で、Google Playがアプリの更新を始めてしまったのです。今回はキャンペーンのおかげで「助かり」ましたが、このような事態にならないようにするためにも、海外ローミング中はモバイル回線での自動アップデートを無効にしておくことをお勧めします。

 でも、画像をガンガンSNSにアップロードする用途なら、アプリのアップデートを抑制してもあっという間に容量いっぱいに使ってしまいそうです。キャンペーン期間中に、何らかの「見直し」が入るといいのですが……。

わずか9分間で30MB超過 わずか9分間で30MB超過した図

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」は何が違う? 3万円の価格差をスペックから検証する (2026年03月10日)
  2. 庵野秀明、GACKT、ひろゆき、ドワンゴ川上らが集結 “カメラのいらないテレビ電話”をうたう新サービス「POPOPO」18日に発表へ (2026年03月11日)
  3. 「iPad Air(M4)」実機レビュー 「もうProじゃなくてもいい」と思えた性能、だからこそ欲しかったFace ID (2026年03月09日)
  4. 「iPhone 17e」を試して分かった“16eからの進化” ストレージ倍増と実質値下げで「10万円以下の決定版」に (2026年03月09日)
  5. 自分で修理できるスマホ「Fairphone(6th Gen.)」を見てきた わずか10分で画面交換、2033年まで長期サポート (2026年03月10日)
  6. 携帯キャリアの通信9サービス、総合満足度はpovoがトップ サブブランド勢が好調 MMDが調査 (2026年03月10日)
  7. 60ms未満の音声遅延速度で端末をワイヤレス化「UGREEN USBオーディオトランスミッター」が30%オフの2309円に (2026年03月09日)
  8. キーボード付きスマホ「Titan 2 Elite」がUnihertzから登場 実機に触れて分かった“絶妙なサイズ感” (2026年03月09日)
  9. 【無印良品】ウエストポーチもになる「スリングバッグ」が3990円に値下げ中 植物由来の原料を使用 (2026年03月11日)
  10. Qualcommのウェアラブル新チップが「Elite」を冠する理由 最新モデム「X105」は衛星通信100Mbpsへ (2026年03月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年