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» 2017年07月10日 16時48分 公開

新プランでMVNOへの流出は阻止できる? iPhone対応は? KDDI田中社長との質疑応答 (2/2)

[田中聡,ITmedia]
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田中氏 それは見込んでいない。僕らが望むのは、リテンション(顧客との関係維持)がどれぐらい効くのか。auスマートバリューは、(旧プランでは)2年間だったが、(新プランでは)永年になる。

 月額のデータ使用料が上がればいいとは思うが、そこまでは期待していない。一気に上がってしまうのでは? という意見もあるが、例えば3GBになったら、次に上がるときにメールを出すとか、そういうことは検討している。

 ただ細かく見ると、5GBを超えてくると、実は20GBプランの方が安い。(5GBまでは)ほとんど変わらない(スーパーカケホの場合、ピタットプランは5GBまで月額6480円、フラットプラン20は月額6500円)。現実的に、ピタットプランはより(データ容量が)低いところを下げてきているので、あとは20GBや30GBに移るお客さんが増えるんじゃないかと思う。

―― (ピタットプランで)5GBの次が20GBになるのも……。

田中氏 5GBと20GBって20円ぐらいしか違わない。5GB近くを使う人は、20GBに入った方が何も心配しなくていい。

auピタットプラン 「auピタットプラン」の料金
auフラットプラン 「auフラットプラン」の料金

新プランの方が主流になるが……

―― 2つプランがあると分かりづらいようにも思えるが、なぜ2つに分けたのか。

田中氏 お客さんは2種類に分かれていて、月額の料金が上下している人と、20GBや30GBをガンガン使う人もいる。ピタットプランはあまり使わない人、20GBや30GBのプランはフラット見なしのような(毎月20GB〜30GBの一定量を使う)人に分かれつつある。

―― 学割で導入した段階制のプランは効果があったのか。

田中氏 そうですね。その結果を踏まえて、機種の限定や学割なども外した。ポジティブに結果が出ている。

―― プランを増やしたことで、(ショップで)説明する時間が増えると思うが。

田中氏 ほとんどのユーザーにとって得になる新プランが第一優先になるが、毎月の端末料金を(安くしたい)とこだわる人は、旧プランがいいとは思う。説明時間の問題は課題になっているが、お客さんのデータも、受け付けでだいたい分かるので、どちらかのプランをオススメする形で説明時間を短くしたい。

―― 新プランと旧プランはどちらが主流になる?

田中氏 新プランの方が主流になるとは思うが、もう1つの端末(iPhone)の開始予定がないので……。

―― もう1つの端末は、情報変更(新プランへの変更)はできるが、このあたりが分かりにくい。

田中氏 いろいろあるんですよ、大人の都合が(苦笑)。情報変更はできるが、ややこしいから(対応機種から)外した。ほとんどの方は、端末の新規契約や機種変更のときにプランを変えられるので。

auピタットプラン 新プランの対応機種として「Android」のみを訴求する

―― 夏モデルの発表時に新プランを発表できなかった理由は?

田中氏 システムの調整をしていたため。

―― 総務省の要望に応える形になったが、総務省に何か言いたいことは。

田中氏 別に要望に応える形じゃなくて、これでご満足ですよね、とは思う。

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