2019年7月8日〜2019年7月14日
今回の「ITmedia Mobile Weekly Top10」では、2019年7月8日から7月14日までのアクセスを集計し、ランキングとしてまとめました。
アクセス数1位は、モトローラ・モビリティ・ジャパン(モトローラ)のダニー・アダモポウロス社長とのインタビュー記事でした。
このインタビューにもある通り、モトローラの「moto g7」シリーズは好調な売れ行きを示しているようです。今回のランキングの8位の記事に現れているように、ハイエンドスマートフォンの価格高騰と総務省の政策も手伝って、ミドルレンジスマホへの注目度が高まっています。ミドルレンジであっても、数年前のハイエンドモデルと同等かそれ以上のスペックは備えていますから「今のスマホで十分だけれど、そろそろ寿命が……」という人にもピッタリということもあるのだと思います。
モトローラにはハイエンドの「moto z」シリーズもありますが、ここのところ日本では展開されていません。現在同社が主戦場にしているSIMロックフリー端末市場では、高価格のハイエンド端末はそれほど人気ではないからです。
ただ、販売ランキングの状況を見る限り、大手キャリア(MNO)ではハイエンド機種の人気は健在です。モトローラのハイエンドスマホがMNOから発売される――そんな日は来るのでしょうか……?
ランキングの4位には、中国Nubiaのスマートウォッチ「Nubia α」のレビュー記事が入りました。
Nubia αは、どちらかというとスマホに近いスマートウォッチですが、その姿を見て、筆者はNTTドコモのセイコーインスツル製PHS「WRISTOMO(リストモ)」を思い出してしまいました。
記事にもある通り、Nubia αの中国モデルにはeSIM内蔵モデルがあります。eSIM内蔵のスマートウォッチといえば「Apple Watch」を思い浮かべますが、海外ではeSIM内蔵のWear OS(旧・Android Wear)スマートウォッチも存在します。
何らかの形で「現代版」のWRISTOMOを見てみたいなぁとは思うものの、今の日本市場では厳しいかもしれません……。日本メーカーの「変わり種」携帯電話、もっと見てみたいのですが……。
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