FCNT(旧富士通コネクテッドテクノロジーズ)は5月13日、同社の携帯電話端末事業の30周年(※1)を記念して行われた「歴代F機総選挙」の結果を発表した。1位はNTTドコモから2016年2月に発売されたAndroidスマートフォン「arrows NX F-01J」だったという。
(※1)富士通が同社初の携帯電話端末を発売した時点から起算
その名の通り、歴代F機総選挙は「F」ブランドで発売された携帯電話端末(ケータイ、スマートフォン、Androidタブレット、データ用端末)の“人気投票”で、2月24日から4月17日まで実施していた。キャリアを通して販売された端末だけでなく、メーカーが直接販売した端末や、販路や入手方法が限定される端末も候補として入っているマニアックな人気投票だった。
富士通が初めて作った携帯電話端末は、NTT(日本電信電話、現在のNTTドコモ)に1991年4月から納入された「mova F(ムーバ F)」だった。当時、携帯電話端末はレンタル提供が原則で、このmova Fもレンタル提供端末だった(ドコモにおける携帯電話端末の“販売”は1994年から)
「MVF001 フロンターレモデル」は、富士通サッカー部にルーツを持つJリーグチーム「川崎フロンターレ」とコラボレーションしたメーカーブランド端末だ。見た目から分かる通り、ベースはNTTドコモ向けに納入された初めてのiモード対応端末「デジタル・ムーバ F501i HYPER」である2カ月弱行われた歴代F機総選挙だが、結果は以下の通りとなった(トップ10まで掲載)。
投票の開始当初は、mova Fを始めとする古めの端末が上位を占めていたが、最終的にはスペック上のハイエンドにこだわらなくなった後の「arrows NX」2機種が1位と2位を獲得することになった。
なお、FCNTの特設サイトでは20位までの端末を確認できる。「Windowsケータイ F-07C」など、面白い端末も含まれているので、ぜひ確認してみてほしい。
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