今回のチップスが使えるエディションは? | ||||
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エディション | Home Basic | Home Premium | Business | Ultimate |
対応状況 | ○ | ○ | ○ | ○ |
プログラムのアンインストールや変更を行う場合、Windows XPではコントロールパネル内の「プログラムの追加と削除」から、Windows Vistaではコントロールパネル内の「プログラムと機能」からプログラムの一覧を表示して設定するのが基本だ。Vistaの「プログラムと機能」を表示するには、コントロールパネルの「プログラム」から「プログラムと機能」を選択すればよい。
Windows XPの「プログラムの追加と削除」では、インストールされているプログラムの一覧を「名前」「サイズ」「使用頻度」「最終使用日」の各項目でソートできる。一方、Vistaの「プログラムと機能」では、「名前」「発行元」「インストール日」「サイズ」の各項目でソートする仕組みだ。今回は、この「プログラムと機能」をカスタマイズする方法について紹介する。
HDDの容量が足りないなど、アンインストールすべきプログラムを選択する必要に迫られている場合は、Windows XPと同じように「使用頻度」や「最終使用日」などの情報も表示したいだろう。Windows XPの場合と同様、使用頻度や最終使用日によってソートしたい場合は表示内容を変更すればよい。
「プログラムと機能」のウィンドウがアクティブの状態でキーボードの「Alt」キーを押すと上部にメニューバーが現れる。メニューバーの「表示」から「詳細表示の設定」を選択すると、「詳細表示の設定」ウィンドウがポップアップするので、あとは表示したい内容のチェックボックスをオンにして「OK」ボタンをクリックすれば、設定は完了だ。
「詳細表示の設定」ウィンドウでは、「上へ」と「下へ」のボタンをクリックすることで、「プログラムと機能」で表示される項目の順番を入れ替えたり、項目の幅をピクセル単位で指定することもできる。
「プログラムと機能」で表示できる項目
名前、発行元、インストール日、サイズ、インストール先、サポートリンク、サポート電話番号、バージョン、プロダクトID、ヘルプリンク、メモ、更新プログラム情報リンク、最終使用日、使用頻度、場所、説明ファイル、登録会社、登録所有者、問い合わせ先
「プログラムと機能」で表示できる項目について1つ注意したいのが、「インストール先」と「場所」の違いだ。「インストール先」で表示されるのはインストールプログラムが動作したディレクトリで、プログラムがインストールされたディレクトリを表示するには「場所」を選択する必要がある。
このようにVistaでは、Windows XPよりも多くの項目を「プログラムと機能」で表示できる。プログラムによっては表示されない項目も多いだろうが、インストールされているプログラムを整理するのに役立つだろう。
過去に紹介したVistaチップスと各エディションの対応状況 | ||||
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内容 | Home Basic | Home Premium | Business | Ultimate |
22枚め:VistaでDHCPサーバからIPアドレスを取得できない場合に対処する | ○ | ○ | ○ | ○ |
21枚め:Vistaの「Windows転送ツール」を活用する | ○ | ○ | ○ | ○ |
20枚め:VistaでHDDのパーティションを結合/分割する | ○ | ○ | ○ | ○ |
19枚め:Vistaで接続できないNASに対処する | ○ | ○ | ○ | ○ |
18枚め:VistaのWindows Updateを使いこなす | ○ | ○ | ○ | ○ |
17枚め:VistaとWindows XP間の文字化けを解消する | ○ | ○ | ○ | ○ |
16枚め:Internet Explorer 7のタブ機能をカスタマイズする | ○ | ○ | ○ | ○ |
15枚め:Internet Explorer 7のユーザーインタフェースを改造する | ○ | ○ | ○ | ○ |
14枚め:Vistaのジャンクションを理解する | ○ | ○ | ○ | ○ |
13枚め:Vistaでユーザー用フォルダの参照先を変更する | ○ | ○ | ○ | ○ |
12枚め:Vistaでファイルやプリンタを共有する | ○ | ○ | ○ | ○ |
11枚め:Vistaの詳細ブートオプションを利用する | ○ | ○ | ○ | ○ |
10枚め:Vistaの便利な機能を有効に、不要な機能を無効にする | ○ | ○ | ○ | ○ |
9枚め:VistaにXP用ドライバを手動でインストールする | ○ | ○ | ○ | ○ |
8枚め:ファイルとレジストリの仮想化を理解する | ○ | ○ | ○ | ○ |
7枚め:「システムの復元」と「以前のバージョン」で使う領域を変更する | △ | △ | ○ | ○ |
6枚め:WindowsメールにOutlook Expressの環境を取り込む | ○ | ○ | ○ | ○ |
5枚め:非対応のWindowsヘルプを利用可能にする | ○ | ○ | ○ | ○ |
4枚め:間違って削除したファイルを復元する | − | − | ○ | ○ |
3枚め:「ファイル名を指定して実行」をスタートメニューに加える | ○ | ○ | ○ | ○ |
2枚め:アプリケーションを管理者として実行する | ○ | ○ | ○ | ○ |
1枚め:ユーザーアカウント制御を使いこなす | ○ | ○ | ○ | ○ |
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