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» 2008年02月01日 11時00分 公開

VistaのHDDキャッシュ設定を変更して高速化するサクッとおいしいVistaチップス 33枚め(2/2 ページ)

[織田薫,ITmedia]
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ライトバックキャッシュの効果を検証する

 HDDのライトバックキャッシュを有効にすることで、当然パフォーマンスは向上するはずだが、実際にどの程度の性能差が生じるのだろうか。ここでは、設定の有効時と無効時で、ファイルコピーの速度を比較してみた。テストは、1K〜10Kバイトの小さいファイル1000個をコピーした場合と、300Mバイトのファイル1個をコピーした場合の2パターンで行った。

左から、小さなファイル1000個(1K〜10Kバイトのファイル、合計103Mバイト)のコピー時間、ファイル1個(300Mバイト)のコピー時間

 また、ディスクの性能を計測するベンチマークテストプログラム「CrystalDiskMark 2.0.0」も実行し、設定の有効時と無効時で結果を比較してみた。

CrystalDiskMark 2.0.0のテスト結果。左が設定を有効にした場合、右が設定を無効にした場合の結果だ。使用したHDDは160Gバイト/5400rpm/キャッシュ8MバイトのSerial ATAドライブ、CPUはCore 2 Duo T7200(2.0GHz)

 テストの結果を見ると、ファイルコピーの速度とCrystalDiskMarkのスコアの両方で、ライトバックキャッシュ有効時のほうが若干ではあるものの、性能が向上している。はっきりと体感できるほどの差は出なかったが、ほんの少しでもVistaの動作を高速化したい場合には有効だろう。設定自体は非常に簡単なので、特にノートPCでは試してみる価値がありそうだ。

過去に紹介したVistaチップスと各エディションの対応状況
内容 Home Basic Home Premium Business Ultimate
32枚め:Vistaのドライブ暗号化機能「BitLocker」を理解する
31枚め:Vistaのファイル圧縮/暗号化機能を活用する
30枚め:Vistaのファイル検索をカスタマイズする
29枚め:Vistaのファイル検索をマスターする
28枚め:Vistaの視覚効果を変更してスピードアップ
27枚め:VistaのWindowsサイドバーとガジェットを使いこなす
26枚め:Internet Explorer 7の同時ダウンロード数を増やす
25枚め:Vistaの電源ボタンを交換する
24枚め:Windows Media Player 11の共有機能を利用する
23枚め:Vistaの「プログラムと機能」をカスタマイズする
22枚め:VistaでDHCPサーバからIPアドレスを取得できない場合に対処する
21枚め:Vistaの「Windows転送ツール」を活用する
20枚め:VistaでHDDのパーティションを結合/分割する
19枚め:Vistaで接続できないNASに対処する
18枚め:VistaのWindows Updateを使いこなす
17枚め:VistaとWindows XP間の文字化けを解消する
16枚め:Internet Explorer 7のタブ機能をカスタマイズする
15枚め:Internet Explorer 7のユーザーインタフェースを改造する
14枚め:Vistaのジャンクションを理解する
13枚め:Vistaでユーザー用フォルダの参照先を変更する
12枚め:Vistaでファイルやプリンタを共有する
11枚め:Vistaの詳細ブートオプションを利用する
10枚め:Vistaの便利な機能を有効に、不要な機能を無効にする
9枚め:VistaにXP用ドライバを手動でインストールする
8枚め:ファイルとレジストリの仮想化を理解する
7枚め:「システムの復元」と「以前のバージョン」で使う領域を変更する
6枚め:WindowsメールにOutlook Expressの環境を取り込む
5枚め:非対応のWindowsヘルプを利用可能にする
4枚め:間違って削除したファイルを復元する
3枚め:「ファイル名を指定して実行」をスタートメニューに加える
2枚め:アプリケーションを管理者として実行する
1枚め:ユーザーアカウント制御を使いこなす

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