第2世代TouchSmart PCを動画でチェック:タッチしないと始まらない

» 2008年07月03日 11時00分 公開
[田中宏昌,ITmedia]

スタイリッシュなデザイン性とスマートな操作性がポイント

生まれ変わった「TouchSmart PC」

 最近ではiPod touchやiPhone、携帯電話など身近なデバイスでも指1本で操作できるタッチインタフェースが浸透しつつある。PCでは従来からタブレットが使われてきたが、専用ペンが必要だったり、画面が大きなサイズだと高価になってしまったり、液晶ディスプレイの透過率が下がって表示品質の劣化や画面の明るさが不足したりと、何らかの弱点を抱えていた。最近では専用ペンが不要になり、日本HPの「HP Pavilion Notebook PC tx2105/CT」のように7万円台という安価なタブレット内蔵ノートPCや、きれいな画面を表示してくれるタブレット内蔵ディスプレイも登場しているが、画面サイズはあまり大きくない。

 その点、第2世代の「TouchSmart PC」は、大型の22型ワイド液晶ディスプレイを搭載しながら、直販のHP Directplusで13万9860円からと比較的安価なのが特徴だ。液晶パネルの隅に内蔵されたカメラで位置情報などを読み取るため、余分なパネルやフィルムが入らず、通常の液晶ディスプレイと同等の見やすい画面を維持しているのも見逃せない。画面解像度が1680×1050ドットに広がり、ソフトウェアのインタフェースが改善されたため、指を使った入力が今まで以上にやりやすくなったのもポイントだろう。

 報道関係者向けに行われたデモでは、指1本で操作できるスマートな操作性とともに、スタイリッシュなデザイン性がアピールされた。

デザインのヒントは、フォトフレーム(写真=左と中央)やメッセンジャーバック(写真=右)から得たという


大幅に生まれ変わったTouchSmartソフトウェア

TouchSmartソフトウェアのメイン画面

 新モデルで生まれ変わったTouchSmartソフトウェアについては、以下の動画を見てほしい。

 従来機からの改善点を簡単にまとめると、TouchSmartソフトウェアのメイン画面ではメニューのカスタマイズがドラッグ&ドロップで行えるようになったほか、「ピクチャ」では直感的にトリミングが可能になり、ビデオではWebカメラでキャプチャした動画を簡単にYouTubeへアップロードできるようになった。

 一方、付せん紙感覚で手書きメモや音声ファイルを扱える「メモ」がカレンダーから独立し、メモの色をはじめ、ペンの太さや色の変更が簡単に行えるようになった。「音楽」ではWindows Media PlayerだけでなくiTunesのライブラリが扱える(別途ユーザーがiTunesを導入する必要がある)ようになり、プレイリストもドラッグ&ドロップで作成可能だ。細かいところでは、画面の上下/左右にスクロールゾーンが設けられたり、お気に入りやホームボタンが独立して配置されたり、タッチインタフェースに最適化されたオリジナルの「Webブラウザ」も操作性が良好だ。



 ハードウェアとソフトウェアの両面で劇的な変化を遂げた新TouchSmart PC。初号機についていたスタイラスペンが第2世代では省かれたのも、改良されたTouchSmartソフトウェアを筆頭に新モデルに対する自信の表れといえるだろう。単に液晶一体型デスクトップPCとして見ても、直販のHP Directplusで13万9860円と安価だ。地上デジタル放送対応モデルが用意されていないのは残念だが、現在開発中とのことなので、第1世代と同様に後日追加されるはずだ。

 また、タッチインタフェースの真価は実際に製品を体感したときにこそ発揮される。近場に本機が展示されているビックカメラや「HP Directplus Station」があるならば、ぜひ足を運んで本機の魅力に触れてほしい。マウスやキーボードといった入力インタフェースに1度でも疑問を感じたことがある人は、“新型ボードPCという話のネタ”以上に本機から感じるところがあるはずだ。

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