Atomで紹介されたのは、2010年1月に発表されたPine View世代のモデルだが、特に時間をかけて紹介されたのが、データストレージ用プラットフォームだ。家庭内サーバによるコンテンツ利用やオフィスのシステムと家庭のシステムとでデータを共有するといった「サーバのある便利な生活」が紹介されたのちに、Atom D410、もしくは、Atom D510を組み込んだ「Storage Platform」が示された。
Intelが考えるPine View-DベースのStorage Platformは、グラフィックスコアとメモリコントローラを統合したAtomとインタフェースコントローラとして機能する「Intel 82801IR」の2チップで構成されるという。カンファレンスでは、ホームサーバのライブデモが行われたほか、このプラットフォームを採用した製品としてQNAPのNASが紹介された。

Intelが考える「Storage Platform」に求められるスペックと機能(写真=左)。Intelが提案するPine View-DベースのStorage PlatformはCPUとIntel 82801IRで構成される(写真=右)
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