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» 2010年09月06日 11時45分 公開

「実用的なキワモノって感じで人気」――ASRock製マザーを扱うショップが増える古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

「メモリ回りがちょっと微妙ですが……」――新型Atom搭載のION2マザーが登場

ASUSTeK「RAMPAGE III FORMULA」

 先週、マザーボードの新製品で目立っていたのはASUSTeKだ。ハイエンド向け製品で注目を集めたのは、X58マザーの「RAMPAGE III FORMULA」。3万6000円弱で販売され、入荷後すぐに売り切るショップが相次いだ。同社製ゲーマー向けマザー「RAMPAGE III EXTREME」の下位に当たるモデルで、PCI Express x16スロット3基(3基動作時はx16/x8/x8)や4基のSATA3.0ポート、2基のIEEE1394ポートとUSB3.0ポートなどを備える。また、オーバークロック耐性の高い独自の電源回路「Extreme Engine Digi+」も採用している。クレバリー1号店は「RAMPAGE III EXTREMEより1万円近く安くて、2GPU構成までなら最上位の性能が得られるということでゲーマーの方々に人気があります」と語る。

 もう1つのX58マザー「SABERTOOTH X58」も同じタイミングで出回っている。こちらは高い耐久性を誇るモデルで、価格は2万9000円弱。3基のPCI Express x16スロットやSATA 3.0とUSB 3.0に対応するなど、基本構成はRAMPAGE III FORMULAと近い。ドスパラ秋葉原本店は「オーバークロックはしないけど、品質のしっかりしたマザーが欲しいという人に人気があります。温度変化や振動にも強いということで、安心して使えると思います」と評価していた。

 また、mini-ITXマザーでもDDR3対応の新型Atom D525と新型IONを採用した「AT5IONT-I」が投入されている。PCI Express x4スロット1基と2基のDDR3対応SO-DIMMスロットを備えており、オンボードでDVIとHDMI出力に対応する。価格は1万8000円弱だ。新型Atom対応のIONマザーというだけでなく、大型のシートシンクを採用したファンレス仕様なのも特徴だ。

 「新型Atomマザーはまだ少ないですし、静かで低消費電力なリビングマシンを組むには最適だと思います。ASUSTeK製品としてはけっこう安いですしね」(クレバリー1号店)とのことで、多くのショップでヒットが期待されているが、メモリ回りの仕様について残念がるコメントもいくつかのショップがもらしていた。

 某ショップは「メモリはチップが8個搭載するタイプにしか対応していないんですよ。SO-DIMMで1枚2Gバイトのものはチップが16個乗っている製品がほとんど。つまり、1Gバイト×2枚で組むのが前提になってしまうわけです。あまりハイスペックな構成を想定するのは危険ですね」と話していた。

ASUSTeK「SABERTOOTH X58」(写真=左/中央)。ASUSTeK「AT5IONT-I」(写真=右)

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