先週は、複数のジャンルでハイエンドなモデルも目立っていた。ディスプレイで話題になっていたのは、三菱電機の23型フルHD液晶「VISEO MDT231WG」だ。広視野角なIPSパネルと発色のよいLEDバックパネルを採用しており、超解像技術や倍速表示技術とあわせて、「3Dゲームがかなりキビキビ表示できる実力派ですね。表示遅延を低減するモードも備えているので、画面のもたつきにイラつくというゲーマーの方はかなり満足できる仕様だと思いますよ」(ソフマップ秋葉原本館)という。
ただし、11万円弱から12万円弱という価格設定から、「店頭で感心しつつも、別のモデルを選ぶ方も多いです」(同)とのことで、多くのショップで高根の花といった位置づけになっているようだ。ツートップ秋葉原本店も「現在の液晶の売れ筋は23型なのですが、このサイズはエントリーなモデルなら2万円以下で買えます。MDT231WGの性能をフルに使いこなす人じゃないと、なかなか手が出ないでしょう」と話していた。
なお、同じタイミングで三菱電機の27型液晶「Diamondcrysta WIDE RDT271WV」も店頭に並べられている。こちらはVAパネルとLEDバックライト、超解像技術を採用して、価格は5万3000円弱となっていた。
一方、グラフィックスカードは、Radeon HD 6870のオリジナルクーラー搭載モデルがヒットしていた。先週登場したのは、Sapphireの「11179-00-40R」と、MSIの「R6870 Twin Frozr II」。価格はともに2万9000円弱だ。ドスパラ秋葉原本店は「独自クーラーつきでも3万円を切るということで、お客さんの受けはいいですね。とくにMSIはTwin Frozr II自体の評判も上々ですから、今回のモデルはハイスペック系の定番になりそうです」と高評価していた。
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