シンガポールで“お勧めじゃない”SIMを買っちゃった海外プリペイドSIM導入マニュアル番外編(2/2 ページ)

» 2011年02月09日 11時00分 公開
[長浜和也,ITmedia]
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開通手続きで表示された「5663ドル」って、なんだ!

 これで、すべての手続きは終了して、「STM Prepaid」から、データ通信サービスが利用できるようになったことを知らせるSMSが届く。そこには、購入したデータプランと、新しい「Data Ballance」が記されている。プリペイドSIMカードを利用するとき、残高をチェックするサービスが用意されていて、「Balance」という項目に金額が表記される。で、STM PrepaidのSMSには、“New Data Balance”として「$5663.00」という数値が記されていた。

手続き終了のSMSが届いたので、了解の返事を送ったら……(写真=左)、な、な、なんですか、これは!(写真=右)

 いきなり、何の前触れもなくどえらい金額が示されてきた。1シンガポールドルが65円として、5663シンガポールドルは、むおおおお! さ、さ、さんじゅうろくまん、はっせんえんんっ。なんですかかあああああ! と、ホテルの客室で十数分、七転八倒したのち、「おぅ、そういえば、プリベイドSIMカードだし、クレジットカードも使っていないから、いきなり請求が来ることもあるまい」と気づくまで生きた心地がしなかったのは、恥ずかしながら実話だ。

 のちのち、同じプリペイドSIMカードを購入した、ラスベガスでも助けてもらった棒君に、この件を質問したところ、「ああ、あれは利用できるデータ容量の残りですよ。$で表示されるから、最初びっくりしますけどね」ということが判明した。いやー、よかったよかった。

 実際の使い勝手は、快適の一言に尽きる。屋外はもちろん、建物の中でも圏外になることはなく、地下鉄でもデータ通信が利用できる。到着直後からデータ通信をモリモリ利用したいなら、空港の両替所でプリベイドSIMカードの購入は必須! だ。

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