「Zacate」は“いい”mini-ITXマザーボードになれるのか:イマドキのイタモノ(4/4 ページ)

» 2011年02月18日 12時35分 公開
[石川ひさよし,ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       

最適化された環境で本来の性能を発揮できる?

 今回行った性能評価でE-350の優位性が確認できたのは、3DMark系とアイドル時の消費電力ということになる。UVD3の実装はホームシアターPCでメリットとなるものの、3D性能に関してはCPUやメモリ関連の性能が足をひっぱる感じだ。

 ただ、AMDは、Fusionの説明において「ソフトウェアの最適化」という側面を説明している。これまでCPUで行ってきた処理の一部をグラフィックスコアで置き換え、CPUと同じダイに統合したことで使えるようになった高速な内部アクセスなど、“APUのメリット”を活用できるソフトウェアが登場してくれば、状況は変わるかもしれない。Webブラウザでも、これから登場する最新版ではグラフィックスコアのハードウェアアクセラレーションが利用できるようになる。それ以外でも、普段使うアプリケーションがグラフィックスコアによって加速されるのならば、E-350採用プラットフォームシステムの体感速度は上がっていくはずだ。

 また、低消費電力である点はホームサーバ用途やホームシアターPCのような用途に適している。マザーボード+1基のHDD+ケースファンのような構成でピーク時50ワットということは、ACアダプタ駆動も可能であろうし、HDDの代わりにSSDを搭載してPCケースの条件さえ整えばE35M1-I Deluxeによるファンレスサーバにも挑戦できるだろう。このように、セカンドPCやサーバなど、E-350となどで“Zacateマザーボード”が求められるはずだ。

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月26日 更新
  1. 実売3万9800円でノートPCを3画面化! ソースネクストのデュアル拡張ディスプレイ「DGP-DMD1401」を試す (2026年09月25日)
  2. AndroidとChromeOSが融合した次世代PC「Googlebook」の実機を見てきた ――AI統合で何が変わるのか? (2026年09月25日)
  3. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化 (2026年09月22日)
  4. なぜ競技用ゲーミングPCは光らない? HPSC久木留所長とマウス軣社長が語るアスリート支援の未来 (2026年09月24日)
  5. 「これはわれわれにとってのTGSだ」 ロジクールGが年に一度の旗艦イベント「Logicool G PLAY Tokyo 2026」を開催 熱気あふれる会場を現地レポート (2026年09月25日)
  6. “Vision Pro級”のMR体験が約100gの軽量グラスで? 最新の「Meta VR Glasses」を試して分かった圧倒的な快適性 (2026年09月25日)
  7. ロジクールGの新型マウス「PRO X3 SUPERSTRIKE」や8K対応キーボード「PRO X2 RAPID」を見てきた (2026年09月24日)
  8. 12インチ「Surface Pro」と13インチ「Surface Laptop」に個人向けの第2世代が登場 Snapdragon X2 Plus搭載でメモリは最大24GBに (2026年09月24日)
  9. 天空がCore Ultra 5を搭載した10.51型2in1ノート「TENKU Note Pro AI」を発売 (2026年09月24日)
  10. “AIスマホ”としての個性がより鮮明に 望遠カメラ刷新&AI処理が飛躍した「Pixel 11 Pro」 の実力とベンチマーク結果を検証 (2026年09月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー