先週、複数のPCパーツショップに、家庭用のLED電球を販売するコーナーが設けられた。売られていたのはXLEDIA(エクスレディア)ブランドの電球で、3000〜4000円前後の820ルーメンタイプから、1万円前後する1200〜1540ルーメンタイプまで、12種類ラインアップされていた。
新ジャンルの商品を並べたクレバリー1号店は「最近は節電志向の人が多いので、自作PCを作りながら、部屋の灯りをLED化するといった感じで買ってくれるかなと思います」と語る。やや強引な結びつけながら、各ショップで比較的好調に売れている様子だった。
この取り組みの仕掛け人は、ASUSTeKの代理店などで知られるユニティ。XLEDIAブランドのLED電球を扱う同社が、販路を拡大すべくさまざまなショップに働きかけたようだ。先週末にはXLEDIAのLED電球をアピールする展示イベントを、カフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店で開催するなど、積極的に動いていた。
同社スタッフは「家電量販店さんやPCパーツショップさんにお話して置かせてもらいました。自作PCとはさすがに関連が薄いので、PCパーツショップさんに並べてもらうのは一時的になるかもしれません。ただ、予想以上にご好評をいただいていて、約1万円の最上位モデルが売れているんですよ。さすがは秋葉原ですね」と語っていた。
その流れが長く続けば、近い将来、PCパーツショップにLED電球が並ぶ光景が当たり前になるかもしれない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.