“Sony Tablet”をiPad 2やほかのAndroidタブレットと見比べてみた:まずはカタチから入る(1/4 ページ)

» 2011年09月02日 12時15分 公開

“ほかとは違うタブレット”を外観から主張するSony Tablet

形状が異なる2つのシリーズを用意したSony Tablet

 既報の通り、ソニーはAndroid 3.1/3.2搭載タブレット端末“Sony Tablet”を9月14日から順次発売する。

 本体片側に持ちやすいよう厚みを持たせた9.4型ワイド液晶搭載の「S」シリーズと、折りたためるボディに5.5型ワイド液晶をデュアルで搭載した「P」シリーズが用意されており、いずれもこれまでのタブレット端末と違ったデザインを提案している。

 これまでのタブレット端末はブームの火付け役であるiPadを意識するあまり、デザインが似通ってしまうところが少なからずあったが、Sony Tabletは一目でそれと分かるボディにまとめてきた。

 あえてブランドネームを用意せず、“Sony”を前面に押し出した製品名とし、ソフト面の作り込みや自社で展開するネットワークサービスとの連携、AV機器との接続性も追求するなど、後発ながらソニーがこの分野にかける情熱には並々ならぬものがある。

スレート型ボディの「Sony Tablet S」は、持ちやすさを考慮して、雑誌を折り返した形状がモチーフの「偏重心デザイン」とした。ボディの片側を厚くして、重心をずらすことで、片手で持った際に安定感が出て、持ち運びもしやすい

コンパクトボディの「Sony Tablet P」は、携帯性を重視して折りたたみ可能な2画面構成を採用。携帯時は折りたたんで小さくでき、利用時には開いて2画面で広く使える

 ここではSony Tablet SとSony Tablet Pの試作機を入手したので、まずはその個性的な外観をほかのタブレット端末と見比べてみた。

 今回比較したのは、9.7型液晶搭載の「iPad 2」、10.1型ワイド液晶搭載の「MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M」、8.9型ワイド液晶搭載の「Optimus Pad L-06C」、7型ワイド液晶搭載の「GALAXY Tab SC-01C」だ。詳しくは後述するが、Sony Tablet Pは携帯ゲーム機とも並べてみた。

今回比較したタブレット端末
製品名 OS 液晶 CPU ストレージ 本体サイズ(長辺×短辺×厚さ) 重量
Sony Tablet S (Wi-Fi、32Gバイトモデル) Android 3.1 9.4型ワイド(1280×800ドット) 1.0GHz NVIDIA Tegra 2 32Gバイト 241.2×174.3×10.1〜20.6ミリ 約598グラム
Sony Tablet P (3G+Wi-Fiモデル) Android 3.2 5.5型ワイド(1024×480ドット)×2 1.0GHz NVIDIA Tegra 2 4Gバイト(2GバイトmicroSD付属) 閉じた状態:180×79×26ミリ、開いた状態:180×158×14ミリ 約372グラム
MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M Android 3.1 10.1型ワイド(1280×800ドット) 1.0GHz NVIDIA Tegra 2 32Gバイト 249×167×12.9ミリ 約700グラム
Optimus Pad L-06C Android 3.1 8.9型ワイド(1280×800ドット) 1.0GHz NVIDIA Tegra 2 32Gバイト 243×150×12.8〜14.1ミリ 約620グラム
GALAXY Tab SC-01C Android 2.3 7型ワイド(1024×600ドット) 1.0GHz S5PC110 512Mバイト+16Gバイト 190×120×12.1〜12.2ミリ 約382グラム
iPad 2 (3G+Wi-Fiモデル) iOS 4.3 9.7型(1024×768ドット) 1.0GHz Apple A5 32Gバイト 241.2×185.7×8.8ミリ 約613グラム


Sony Tablet S×Sony Tablet P

 まずはSony Tablet SとSony Tablet Pを並べてみた。

 Sony Tablet Sは画面サイズが9.4型ワイド(1280×800ドット)と大きく、IPSパネルの採用もあって広視野角で視認性が高い(Sony Tablet PはVAパネルで、本体を折り曲げて2つの画面の角度を変えると、コントラストが多少変化する)。

 Sony Tablet Pは画面サイズが5.5型ワイドのデュアル構成で、2画面合わせてもSony Tablet Sより表示面積は狭いが、解像度は1024×960ドット(1面で1024×480ドット)と高く、ドットピッチが狭い精細な表示だ。ただし、表示が細かすぎて小さな文字が読みにくいようなことはなかった。本体を開いた状態でも、Sony Tablet Sより短辺は短い。閉じた状態ではSony Tablet Sの最厚部より5.4ミリ厚くなる。

 2つのシリーズは、ほぼ同じ基本性能を持ちながら(ストレージの構成や一部機能の違いはあるが)、Sony Tablet Sはスレート型タブレットとして持ちやすく分かりやすい使い勝手の提供、Sony Tablet Pは折りたたむことでの携帯性向上と、違ったキャラクターに仕上げていることが外観だけでも分かる。

比較したタブレット端末
製品名 OS 液晶 CPU ストレージ 本体サイズ(長辺×短辺×厚さ) 重量
Sony Tablet S (Wi-Fi、32Gバイトモデル) Android 3.1 9.4型ワイド(1280×800ドット) 1.0GHz NVIDIA Tegra 2 32Gバイト 241.2×174.3×10.1〜20.6ミリ 約598グラム
Sony Tablet P (3G+Wi-Fiモデル) Android 3.2 5.5型ワイド(1024×480ドット)×2 1.0GHz NVIDIA Tegra 2 4Gバイト(2GバイトmicroSD付属) 閉じた状態:180×79×26ミリ、開いた状態:180×158×14ミリ 約372グラム

正面の比較

長辺の比較

短辺の比較(Sony Tablet Pを開いた状態)

短辺の比較(Sony Tablet Pを閉じた状態)

Sony Tablet SのACアダプタは、突起部を除くサイズが37(幅)×92(奥行き)×26.5(高さ)ミリ、電源ケーブル込みでの重量が190グラム(実測値)だった(写真=左)。Sony Tablet PのACアダプタは小型軽量で、突起部を除くサイズが46(幅)×76(奥行き)×22(高さ)ミリ、電源ケーブル込みでの重量が134グラム(実測値)だった(写真=中央)。Sony Tablet Pは底面のカバーをドライバーいらずで着脱でき、内蔵リチウムイオンバッテリー(3.7ボルト/3080mAh)も交換できる。2つのACアダプタを並べてみると、Sony Tablet Pの小ささが目立つ(写真=右)

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