iPhone×Apple TVで覚えたい5つの利用法広田稔のMacでいこう……?(4)(3/3 ページ)

» 2012年03月29日 11時13分 公開
[広田稔,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       
  • その4、AirPlayミラーリングで画面を映す

 iPhone 4SとiPad 2以降では、「AirPlayミラーリング」が利用可能だ。今まで紹介してきた手段はアプリごとに配信を指示していたが、AirPlayミラーリングを使えば、表示中のホーム画面と同じものをそのままテレビに映し出せる。要するにほぼすべてのアプリがテレビで見れてしまうということ。

 用途としては、会議室にあるテレビにApple TVを据え付けて、ウェブページや資料をみんなで見ながら議論するのに便利そうだ。筆者的には、ニコニコ動画/ニコニコ生放送のアプリを視聴できるのにグッと来た。両者とも日本ローカルで伸びてるサービスのせいか、Apple TVの標準としては用意されていない。AirPlayミラーリングでホーム画面を配信し、各アプリを立ち上げれば音声付きで視聴可能だ。

ホームボタンをダブルタップしてマルチタスクバーを表示。iPhoneでは右に2回(画像左)、iPadでは右に1回(画像中央)バーをフリックすると、AirPlayミラーリングの設定アイコンが現れる。

オンにするとホーム画面の配信がスタート。AirPlayミラーリング中は、画面上のバーが青くなる

iPhone/iPadとも720pで表示される。端末画面の縦/横はそのままテレビに反映されるので、プレゼンしたり映像を見る場合は横持ちがいい。

ニコ動/ニコ生のアプリを表示したところ。メニューは必ず縦表示になる

ニコ動アプリでは、動画を選ぶと読み込みが始まる。あとは再生ボタンを押せば、iPhoneとテレビの両方に映像が映し出される。ちなみに、画質について基本は「モバイル画質」だが、ニコ動に最近アップロードされた作品なら「オリジナル画質」が選べる

  • その5、AirPlayミラーリングでデュアルスクリーン

 一部のアプリでは、AirPlayミラーリングの利用時に、テレビとiPhone/iPadで別々の画面を映し出せる。例えば、ゲームをする際にテレビにプレイ画面、手元のiPhone/iPadに操作ボタンを表示するという感じ。

 もっとも、まだ対応アプリの数が少なく、ゲームが中心なので、正直そこまで「めちゃめちゃ便利だ!」と実感できるわけではない。今後は、複数画面があると作業効率がアップする、ビジネス系アプリのサポートが増えると状況が変わっていくかもしれない。

FPSの『モダンコンバット3』(価格は600円)もAirPlayミラーリングのゲーム。写真のような感じで、プレイ画面(写真=左)と操作画面(写真=右)が別々に表示される

 というわけで、5つの利用方法を紹介してきた。筆者は初代からこれまで、すべてのApple TVを買ってきているが、頻繁に使うようになったのはここ2年ほどだったりする。

 きっかけは、2010年11月に登場したiOS 4.2で「AirPlay」をサポートしたこと。iPhoneやiPadに入れておいたコンテンツをApple TVに流せるようになってから、利用シーンがぐっと増えた。例えば、何人かで写真を見る場合、iPhoneの画面よりはるかに大きいテレビのほうが向いているし、YouTubeのHD動画もテレビに飛ばしたほうが細部まで見える。

 しかも、AirPlayの使い方はとても簡単。人はどんなに便利だと分かっていても、少しでも面倒くさければ数回試しただけで習慣にはならない。しかしApple TVはあまりに気軽なので、「別にiPhoneの小さな画面で音も内蔵スピーカーでいいか」という気持ちが、「せっかくだからテレビで……」に変わっていった。これこそ「過去に戻れない」の感覚だ。

 さらに今夏にリリース予定の次期OS X「Mountain Lion」では、AirPlayミラーリングがサポートされる予定。アップル製品に囲まれて(囲われて?)いて、動画や写真をよくテレビで見るなら、ますますApple TVの出番が増えるはずだ。


 最後に1つだけ補足。今回リモコンを使わないApple TV活用法を紹介したが、Apple TVのソフトウェアをアップデートする際に必要になる(最新バージョンが配布されると、起動後にアップデートするかどうかを選ぶダイアログが現れて、iPhoneやiPadから操作できなくなる)。リモコンはなくさないように保管しておくべし!!

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月13日 更新
  1. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  2. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  3. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  4. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  5. 3万円超でも納得の完成度 VIA対応の薄型メカニカルキーボード「AirOne Pro」を試す キータッチと携帯性を妥協したくない人向け (2026年03月12日)
  6. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  7. エンスージアスト向けCPU「Core Ultra 200S Plus」登場 Eコア増量+メモリアクセス高速化+バイナリ最適化でパフォーマンス向上 (2026年03月11日)
  8. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
  9. 高音質・良好な装着感・バッテリー交換式――JBLのフラッグシップ「Quantum 950 WIRELESS」は妥協なきヘッドセットか (2026年03月12日)
  10. リュック1つで展示会セミナーの音響セット構築レポ 現場で得た“2.4GHz帯混信地獄”を生き抜く教訓 (2026年03月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年